日産ティーダにデントとプロコーティングPCX-500

当店ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

 

最近のお問い合わせでスタンド系で普及しているコーティングショップとの比較話がありました。

そこでは、ガラスコーティング膜の上にレジン層をのせる。

そのレジン層で汚れを防ぐという役割なのらしいですが、、、

 

一言でガラスコーティング、積層させレジンを上塗り。

ガラス質の被膜は元素との反応で水を撥水させる仕組みで成り立っています。

その機能をレジンで覆い被せるのは本来考えられない手法です。

 

ですが、そのメーカーで展開しているコーティング剤の構成はカービューティープロとは異なりますので、それもまたガラスコーティングと呼ぶのでしょう。(硬化しているのかは不明ですけど)

 

ちなみに下記の化学式、これはカービューティープロのPCX-S7というシリコーン樹脂のコーティング剤です。

 

 

レジンは樹脂、するとこのコーティング剤も樹脂!

大気中の湿度と脱水縮合反応して硬化します。これだけで役割果たすんです。

するとあれもこれもは必要ないって事。

 

大気中の水分と反応しやすいので、容器もガラス瓶に入っています。

 

そして親水基OHと撥水基Meの配列で低撥水を実現しています。

撥水基Meばかりの配列がPCX-S8となります。

共に湿度管理を徹底しなければ安定被膜にならないコーティング剤です。

 

とりあえず余談はここまで。

さて、日産ティーダのお話。

 

 

大切に乗っているけど最近雨染みや傷がひどく見栄えが悪くなったので綺麗にしたい

ご希望はガラスコーティング。ただし、、、現車を見なければ判断つかない

 

という事で施工前に一度ご来店頂き、施工すべきコースの判断をいたしました。

結論から言いますと、年式的にガラスコーティングは不向きとお伝えいたしました。

 

なぜなら

国産車10年経過した段階で塗装はかなり脆くなってきています。

そこに強い溶剤のコーティング剤を塗りこむ事で一番濃い一塗り目が吸収してしまう可能性がある。

それは洗車をした時にわかる部分があります。

 

  

 

ドア内の塗装、この部分はクリアが薄く水を吸収しやすくなっています。

その証拠に水を吸い込みその染みがまだらに残っています。

 

塗装が弱くなってくるとイオンデポジットも出来やすい。

最近思うのが、イオンデポジットの発生原因は塗装面が酸性になっているからではないか?

そんな風に思います。

常に洗車をしている車の場合、塗装面は中性。それだからデポジットにはならない。

 

  

 

何はともあれ、ティーダをリフレッシュさせないとならないわけですが、その前にデントリペア。

ゴットハンドのカービューティープロ アークさんに依頼です。

 

  

 

左ドア下部、入庫と共にドアの内張りを外しデントの準備はOK。

翌日のリペア作業はそのまま着手して頂きまして、開始から15分で終了。

 

 

 

素晴らしくゴットハンド。この技術覚えたくなります。

 

さて磨きを進めていくうちにおかしな場所を発見。

コーティングは塗装の上に乗るものではなく、塗装の中に染み込み定着するもの。

均一に塗られたコーティングであれば均一に研磨できます。

しかし、ムラのあるコーティングの場合、磨いた後に変な塗り筋の模様が現れる。

それが規則性なく四方に伸びる塗り筋となると、下手な施工者か素人か。

結局のところオーナー様が塗られたらしのですが

 

ここで気をつけて頂きたいのは、ご自身で何かを処置したのであればそれは正直に伝えて頂きたい。

ある意味塗り筋などが発見された場合それはトラブル車両となります。

普通に傷を研磨するのと異なり、無駄に研磨をしないといけないんです。

脆い塗装へきつい研磨を行うと、それはもう最後の研磨となります。

 

ガラスコーティング剤は通販でも手に入れることができます。しかも業務用。

脆い塗装にガラスコーティングを施工しても強くはなりません。

くれぐれも素人の方がガラスコーティングを扱うことだけはおやめください。

 

  

 

やり始めると変化を出さなくてはなりません。その為にもこの結果は少々やりすぎか。。。

深いコーテイングムラなども整えるとここまでの状態になってしまいます。

 

 

 

触れるだけで傷が入り、拭きあげれば拭き傷は確実入る。

それでも少しでもスクラッチ性を高める為にベースコート処理をいたしました。

仕上げはPCX-500(親水タイプ)で仕上げ。

 

 

大切に乗る。それは素晴らしい心掛けです。

その為にも自分で手入れをする。一番大切なことです。

ご自身で行うにしても無茶せずどうしたら良いかプロの意見を聞いてみるのも良いのではないでしょうか?

当店で施工する為に問い合わせをするのではなく

ご自身で出来ないことを相談する為の問い合わせでも良いかと思います。

今回の施工、今後の磨きは不可能とお伝えいたしました。

このまま状態維持する為に、洗車の回数は今までよりも多く行う必要性があります。

お手入れ、こまめに行っていってください。

ティーダオーナー様、この度をご利用いただきまして誠にありがとうございました。

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