ALPINA D3T 経年車SPGコート実験施工(フライング)

カービューティープロ115  航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

今年中にやらなきゃならない実験施工、とりあえずデモカーで行うスケジュールは抑えました。

12月14日と15日で仕上げる段取りです。

テーマは。。。これを意味があることなのかどうか。。。

理論的結論が出ないまま時間が過ぎてデモカーに施工するタイミングを逃す。

デモカーは毎回突貫施工を行ってきたので、今回ばかりはしっかり時間を取りたい!

そうすると有効な時間を自分に費やすことにる…これはロスです。

なので先延ばしになってようやく年末に着手できる。

と思ったら、今回のALPINA D3Tのオーナー様に絞られましたw

「なにか新しいのありませんか?」⇦自ら実験台として表明くださいましたのでw

タイトル:ALPINA D3T 実験

BMW F31 3シリーズツーリングベースのモデルです。

中古車の怖いところ、カーセンサーやグーネットなど画像で見る中古車は細かいところまで見ることができません。

この仕事をしていると塗装のわずかな変化も何か物語っていると感じ、深く詮索してしまう。悪い癖です。

今回のアップは枚数が多く、長くなるので簡潔にしていきます。

画像1枚で語るところ、それぞれが前オーナー様のお手入れがどうだったかな~?

前に入った施工者の腕はどうだった?

数年経過していれば、いくら丁寧に洗車していたとしても手の行き届かないところも出てきます。

そして液体ワックス類を塗りこんでいた車両だと、デカールにポリマーの乾いたカスが残ります。

ALPINAの場合この点をよくチェックします。

モールしたの部分、水が溜まるところは水垢が残ります。

ドアを開けてヒンジの部分、ここもチェックですよー

細部という場所、パネルの接続部等、開閉部等、水垢泥汚れやブレーキダスト。

中古車はそこが汚れていると思ってください。

みょうにツヤが出ていたら何かを隠蔽しているとみてよいでしょう。

むしろどれだけ汚れているかで前オーナー様のお手入れ方法が伺えるでしょう。

このAIPINA D3Tは年式と走行距離の割に綺麗な状態でした。

それでは着手していきます。

リア周りクリーニング、泡立たせて固着物を溶かしていきます。

このケミカルでクリーニング中にテールエンドもカーボン除去。

ケミカルをまとわりつかせるが絶対に乾燥させない!

しかしそれが効果的に汚れを剥がしていきます。

デカールにこびりついたポリマーカスも溶けていきます。

さてマスキングも完了。

ここから磨きに入ります。

磨きにおける実験はありません。

綺麗に磨きができるのか、中途半端で仕上げるのか、いずれかです。

ご覧の通り、同心円の巻傷はポリッシャーによるものです。

これを見る限り施工者が入ったかボンネットを塗り替えたか。

いずれにしてもこれはNGです。

とりあえずボンネットのみ試し磨きでフィニッシュ。

これが正しい仕上げ方法でしょう。

ただし!なんでも研磨すればいいかというとそう言う事ではありません。

見極めは塗装の肌ですが、本来ある塗装の鱗はとても重要な肌なんです。

それをフラットにすると、見た目すごく綺麗になったように思えますが

クリアー層は結構薄くなっている証です。

そこを適度に見ながら仕上げをしています。

ドア等垂直面は生活傷。日常の癖で傷を入れてしまうのです。

磨きを行っている間、ボディーも店内も粉だらけ。

紫外線で痛んだ部分を研磨してリフレッシュいたします。

仕上げ磨きを行った後の状態。デカール細部も完璧です。

脱脂後は十分な乾燥させた後にコーティングを行います。

オーダーは「何か新しいのを!」

ということで実験です。

理論上成功するはず。

まずは1層目をコーティング。

適度な乾燥時間を設けて噴きあげです。

そして2層目。これに至っては乾燥時間を引っ張ります。

そして完成です。

SPGコートの新作とも言うべきでしょう。

理論はありましたが実施に至るにはその意味が重要で、しかし必要性があるかどうか迷っていました。

磨き上げるまではどんなコースでも同じ。最後のコーティングにノウハウが詰まっています。

磨き上げた艶感、そして1層目で得られる光沢、2層目で得られる2倍の光沢。

ここまではすべて同じ。

問題はその先です。

実験の意味、それは施工直後の撥水パターンが目標通りであっても

それぞれ保管環境と洗車のサイクル、利用条件などが異なります。

それぞれの環境下でどんな傾向になるか、その耐久性はどうか。

ある一定の期間を設けて傾向を見なくてはなりません。

そのため今回の実験があります。

各部仕上がりは上々です。

施工直後の状態が一番美しい。

できればこの状態で維持してほしいと願うばかりです。

F30/F31が発売された当初、このフェイスには違和感を感じていました。

BMWらしくないなぁ~~とE90派の私は強く思っていたのですが、

もう馴染みましたね~。

今乗っているE91も、後何年乗るのかな?思いつつ、並行して次なる車。

迷わずF31を検討していますw それがいつになるのか未定ですがw

ただこれはALPINAだから格好良く見える。

BMWだとアグジュアリーというグレードになるのでしょう。

車高も高くてホイールも小さい。だから皆さんMspoに行かれるわけです。

ラグジュアリーにローダウンサスいれてワンインチホイールサイズを大きくする。

それだけで十分。次の路線はそれでいきます。

当店で心がけているのが、冒頭でも申し上げた通りテールエンドのクリーニング。

スタンド系やディーラーでの施工ではここまで綺麗になっているでしょうか?

クリーニングには流れというものがあります。

作業を着手した時に、スタートした位置から出来る事をすべて行えれば1周で終わる。

それが何回ものパートに分ければ何周もしなくてはならず、時間もそれだけかかるわけです。

一度で行える作業はその時に全て済ます。それが結果綺麗なテールエンドとなるわけです。

納車の日、出発前にシャワーテストを行いました。

理想的な撥水パターンとなり、まずは結果が得られたかなと感じています。

あとは通常の防汚性に加え汚れの固着具合、そしてスクラッチの入り方など細かいチェックが必要。

この12月にはメンテ洗車で入庫がありますので、その時に経過を見てみたいと思います。

とりあえずSPGコート新パターン実験を開始いたしました。

リリースは4月ごろの予定です。

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