LEXUS IS350にポリマーコーティングPCX-500

カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

 

4月も後半戦。今年の花粉は異常なまでに放出され、ここ最近コーティングやメンテナンスをしたお車全て、作業前に花粉を焼くといった作業が必要となりました。

 

花粉に至りましては自然界のものですから、人間がどうこうする事は出来ません。

でも、どうこう出来る一つには、この時期だけまめに洗車をする事で最悪な自体を避けることが出来ます。

ボディーの洗浄はもちろんのこと、内装のバキュームも大変重要です。

身体にまとわりついたり、靴で持ち込んだ花粉は車内に充満します。

毎日乗る方でしたら毎日車内に持ち込んでいる事になります。

フロアーマットがいつもより白いと思ったら大量に運んでいるという事になりますから清掃をしてください。

それだけでも車内環境は良くなります。

もう時期花粉シーズンも終わりますが、このゴールデンウィーク前に綺麗にして見てくださいね。

 

さて、今回はLEXUS IS350です。

まずはお電話でのお問い合わせでした。

メールでもそうですがお問い合わせを頂いた場合、一番はじめに伺うのは車種、そしてボディーカラー。

この二つの情報だけでおおよその施工スケジュールが決まります。

次に重要なのが新車なのか経年車なのかです。

 

このLEXUS IS350はブラック。一度磨きに出されたこともあり、そして日頃からご自身でもメンテナンスを行ったそうなのですが、鉄粉取りの際にプレスの角の部分などに傷が入ってしまったそうです。

お電話ではどの程度の状況なのか判断つきませんでしたので一度ご来店頂きまして、施工内容の組み立てを致しました。

 

ガラスコーティングよりもポリマー。そしてボディーからも極めてデリケートなソリッドブラックなのでコーティングPULSも加えてPCX-500での仕上げにて決まりました。

 

施工ご予約を頂きまして施工当日、ご自宅までお車引き取り。

これには理由があります。環境を伺うよりも自分の目で確かめる!

日照条件などがわかればお手入れの仕方などもアドバイスができます。

ご入庫しまして、ホイールはカールソン!ちょっとタイヤをひっぱり気味でリムも出ていましたから回送はゆっくり目、そして交差点は大まわりで、店への入庫アプローチも極めてスローw

 

2ピースのホイール、リムはポリッシュのアルミなので使用するケミカルも限定されます。

 

さて磨きが始まりました。

画像半分で綺麗な面との境目があります。

実は前日半分磨きまして、それを動画にするため分かりやすく区切って見ました。

 

区切った境を完全に打ち消すためにも力が入ります。

そして少しで妥協すれば傷が目立つ塗装ですから攻め込む心の駆け引きも極めて慎重です。

洗車傷レベルであれば深くても2ミクロン。それ以上深い爪で引っかかります。

でも2ミクロンの傷が無数に集まるとこれだけ写り込みが変わるんですからブラックを仕上げるって非常に大変。

 

トランクリッドもご覧の通りです。

水平面は力が入っていないようで重力も加わると結構な力が入るので、思ってもいない傷が入るのは普通な事。

ボンネット、ルーフ、トランクリッド、そしてバンパーのトップ部分は慎重に磨きを入れました。

次はサイドパネル。洗車機に入れていなくても横に広がる傷。

これは拭き上げの際、横に拭くように手を動かしたから入った傷と推測できます。

それと何回か洗車機にも入っているかな?

 

今回の撮影は当店のサイトを制作して頂いた方にお願いをしまして、撮影と同時に動画もお願い致しました。

LEXUS IS350の入庫から完成までの流れ、そして作業工程など動画にアップする予定です。

 

2工程で右の画像まで仕上げて行きますが、磨きの過程では研磨剤の油分もあり本当の仕上げ面としては見極めができません。

残りの確認は脱脂後にムラがないかの最終チェックを行います。

サイドパネルも1工程の磨きではこれだけグリグリ研磨しますので、これだ済ませばムラだらけw

磨きって簡単に思えるかもしれませんけど、手をつけたら最後!中途半端な腕は中途半端な仕上がりにしかなりません。

そして完成!

露出をアンダーにすると漆黒の美しさになります。

露出をオーバーにすると深い傷まで映り込むようになります。

深い傷に至っては、こいつは追うと自爆しかねないと判断して止めた傷。

塗装にも限界がありますので、いま攻めるべき研磨はどの程度かも作業中は判断しているんです。

カールソンのホイールも、一本一本のスポーク、そしてピアス、リムの写り込み、陳列されているホイールのような美しさに仕上げました。

見るだけでガッカリする傷も、限界まで追い込む磨きによりここまで美しさを取り戻す事ができます。

プレスラインに映り込む光の造形、これが車の美しさを引き立てる!

仕上がった直後の一番良い状態を確認する時が車両デザインの拘りを感じる瞬間です。

LEXUS IS350のオーナー様が当店をお選びになった理由の一つには、過去に施工したIS Fがあったかだったそうです。

同じソリッドブラックに乗るオーナー様として、得たいは仕上げはどんな状態なの、同じ車種である事が重要だったのですね。

塗装面の磨きは2工程に終わらずその後数工程入り、脱脂後にコーティングPULS。

そして仕上げはPCX-500にて親水仕上げにいたしました。

若干くすんでいたヘッドライトも磨きを入れクリア感を出しました。

1世代前の車であっても、これを綺麗にして乗る事が愛車への思いやりとでも言いましょう。

丹精込めて仕上げさせていただきました。

今後のお手入れ、これまで以上にデリケートになるかもしれませんが、丁寧な洗車を行なって下さい。

この度は当店のご利用、誠にありがとうございました。

 

この作業過程、入庫から完成までの動画は近日アップ予定です。しばらくお待ちください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください