メルセデスベンツ フィルムクレーム作業

メルセデスベンツ フィルムクレーム作業

Car Beauty Pro 115のヨシノです。

今回内容、フィルム作業では絶対に注意すべき点であり、施工者としては現象の可能性があるならば未然に解決しなくてはならない出来事あったためアップする事にしました。

お車はメルセデスベンツ。シュテルン武蔵野様のご依頼なのですが、依頼者はカービューティープロTACKさん。 ヘルプの要請で、当店も偶然スケジュールが空いていたので急遽貼り直しとして承りました。 現象と言うのは、リアのガラスを下げると左側のフィルムが剥がれていると言った内容。 ディーラーさんへ車を預りに行った際、左の現象を確認。ついでに右も・・・右もか? 店へ入庫しそれぞれのガラスを確認すると・・・

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内張りパッキン全域に渡りフィルムが剥がれている現象です。この状態はパワーウィンドウのモーターに負荷をかけてしまいます。 お車自体、ディーラーさんへ入庫したのも2年目の点検と言う事で、サービスフロントの方がこの現象に気づいたようなのです。 この現象は、時間の経過とともに内張りパッキン全域に広がったのは事実でしょう。しかし、完全に水抜きと仕上げを怠ったからここまで広がったのだと推測します。 プロの仕事として、ガラスが締まった状態で綺麗に貼ってあるのではなく、プロの仕事だからこそ綺麗に仕上げなくてはならない!

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右側の仕上げについても同様な事が言えます。

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まだ不慣れな時期だったのかもしれませんが、施工料金を頂く以上、それが1年経過したから責任回避するのは筋違い。責任感を全く感じません。 左側を上のめくれた部分を手前に出してみると

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フィルム端部から折れた部分を確認。耳も長く無理矢理差し込んで仕上げたようにも思えます。

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左右のフィルムを剥がし、糊の洗浄、埃の洗浄、ガラスの洗浄と繰り返し貼り替え。 キッチンペーパーで水を吸い上げ、初期粘着を発揮させる。そしてパワーウィンドウの動作をさせて剥がれる現象が無ければ完成。 所要時間は2時間。お客様から点検でお預かりしている限られた時間の中、そのクレーム処理を処置する時間も極めて短時間でしかない訳です。

問題はクレームとして指摘を受け、自分で施工した車ならば速やかにスケジュールを空けて問題に取り組む事が何よりも大切であり、それが信頼に繋がるのだと思います。

今回の施工車両、この貼りかえで施工料金・・・そんな話しはできませんので無償です。 TACKさんとのお付き合いもありますので、心良く承りました。 最終的に、お客様の手元にお車が戻る際に何事も無かった状態で戻れば良い訳です。 最後に、クレームは、お客様からご指摘を頂いたその時に、スケジュールを組んで速やかに対処する! それがお客様への誠意ある姿勢です。


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