Mercedes-Benz CLS63AMG経年車ガラスコーティング

カービューティープロ115  航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

3月8日はSSTR2020のエントリー開始日でした。

日の出の6時20分にエントリー開始という公式からの発表から、朝6時に起きてスタンバイ。

エントリーサイトにログインして、一通り入力情報を確認、1分1秒を緊張とともに待っておりました。

そして6時20分、開始とともに受付ボタンを押す。

ログインすると既にアクセス集中により画面は砂時計マークに変わりました

今回の参加枠、ゴールの場所を3箇所に振り分けて合計5000人。

その5000人が集中しているわけではないですが、ゴールの場所である千里浜受付は3400人枠に対して間違いなくそれ以上のアクセスがあったことは間違いないでしょう。

ツイッターを見ていると、参加者が続々と受付完了の投稿が始まり、同時に緊張も高まりました。

待つこと20分、この間はもうプレッシャーで頭が禿げるかと思うほど。

6時45分、ログインできた後に手続きと支払いも完了し無事参加が決定しました。

6時55分あたりで千里浜会場はキャンセル待ち。既に3400名枠が埋まったことになります。

その時点で輪島会場、和倉温泉会場はの枠はまだありましたので、会場を変えて申し込みをした方が殺到。

開始からおよそ2時間ほどで5000名枠は全て埋まったようです。

参加への意気込みがすごい! ライダーの朝は早いと言いますが、5000名以上が早起きしていた事となります。

さてこれで参加確実となりました。

あとは今流行っている新型コロナウイルスの影響で延期にならない事を祈るばかりです。

では今回アップの内容に入ります。

Mercedes Benz CLS63AMG、昨年モール類のラッピングを行ったお車です。

お引き渡し時にボディーコーティングのご予約もいただいていましたので1月ご入庫となりました。

車は2年に1度は磨きを入れていたそうです。

どこで磨きを入れられてたのかはわかりません。

ツヤは上がっているので確かに研磨は入っていますが、スクラッチの深さはリセット研磨ほどではない。

前回研磨は2年前?

そして洗車はこれまでキーパーラボで行われていたそうですが、、、洗車の仕方が悪いのか?

尾は長くなく短く細かく深いスクラッチが多くありました。

たまにスタンドで洗車ブースや店舗前で磨いている姿を目にします。

2回ほど見かけた車はともにブラック。

ある日は晴れた日の下風の強い日。

ある日は曇りでやや雨降ってたかな?

どちらにしてもブラックで見える傷ってわずかです。

光の強い時、乱反射して見えるのは深い傷。

浅い傷に至っては目立ちません。

深い傷をめがけて一生懸命磨く。。。。トラブルが起きる。

曇りの日、蛍光灯の下で磨いても傷は正直見えません。

一生懸命磨く。。。。ツヤは上がるが研磨は中途半端。

仕上がりは悪くトラブルが発生する。

なぜ当店がシャッターを閉めて研磨をしているか。

締め切ることでクリーン度を保ち、砂埃によるスクラッチ混入を防いでいます。

また、強すぎる外の光を避け、一定の波長で全ての傷を晒し研磨を行います。

蛍光灯も傷をごまかす傾向にあるためスポットライトでの確認研磨を行っております。

それによってどのような光の下でも綺麗なパネルとして見る事ができるのです。

そして完成。

施工は数日に渡ります。

磨きに至りましては、過去に行われていた加熱による研磨は行っておりません。

加熱による劣化を防ぎ、コンパウンドの研磨力で仕上げるようにしています。

ただでさえ紫外線による劣化もあるので、別なる要因での劣化リスクは下げたいですよね。

スクラッチの深さは様々です。

研磨の工程では、一番浅い傷から研磨されます。

そして最後は深い傷が残りますが、これを取り除くかどうするかは慎重に見極めます。

深すぎる傷を追いかけて研磨も可能ですが、その分塗装を薄くする。

すると終わりも早く訪れる。

なので、研磨作業も決して無理はしない!それを心がけています。

研磨すればそれで終わりますが、そのリスクはお客様が背負うことになりますからね。

美しく見せるには、すべて研磨するだけではないんです。

深すぎる傷は、その角を取ることで光の乱反射が起きないように工夫しています。

またスクラッチの多い場所は水平面。

重力をかけやすい場所が多く入りやすい傾向です。

スクラッチ軽減に至ってはこれまで行っていた洗車方法を見直す必要もあります。

なるべく圧力をせず往復せず。

一方向で洗ったらスポンジをすすぎ汚れを落とす。

力を入れればスクラッチは入りますので、スポンジを潰さずにスポンジのポーラスに汚れを詰めるイメージで一方通行で洗うようにしてみてください。

サイドパネルに至っては、上から下へ。

真横に洗えば横に長いスクラッチが入ります。

面白いことに傷って横に伸びるのはすごく良く見えるんです。

でも縦の傷は光が伸びず目立たない。

ならば縦に洗って目立たないようにするのもコツなのです。

ブラック系の車は綺麗になると光が一点集中。

どの車も光は一点集中しますが、鏡のように映り込む姿は格別です。

このCLS 6.3AMG、コーティングはPCX-S7で仕上げました。

オーナー様の使用頻度、保管場所等を伺い、防汚性とイオンデポジット抑制のパターンにいたしました。

OZのマットブラックホイール、マット塗装は汚れが沈着すると厄介です。

ブレーキダストも表面積の広い塗装面では奥まで入り込むため汚れが落ちにくくなってしまう。

今回も酸性クリーナーで突き刺さる鉄粉まですべてを除去いたしました。

この状態になれば次洗うときも綺麗に仕上がります。

綺麗に仕上がるとプレスラインが放つ光に、その車の美しさを感じる時があります。

この車の一番美しく見えるところはどこかな?

それを見ながらいろんな角度で見ていくのですが、

やはりブラックの車はボンネットが一番美しいでしょうね~

まるで鏡です。

大切なお車です。

装飾されているパーツの細部まで綺麗に仕上げ、全体像がさらに美しく見せるように取り組んでおります。

専門店ならではのこだわりの仕事、あなたのお車も当店にお任せいただけませんでしょうか?

自信を持ってリフレッシュさせて頂きます。

Mercedes Benz CLS6.3AMGのオーナー様、この度は当店をご利用下しまして誠にありがとうございました。


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