PORSCHE 911 GTS 新車ガラスコーティング他フル施工

当店ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

 

カービューティープロ115のヨシノです。

 

11月も終わりました。いよいよ師走です。

この季節になると店の朝は冷えきり、デスクワークをしようものなら即足が冷えきります。

とにかく動かないと血行が悪くなり坐骨神経痛になってしまいますw

結構身体がボロボロだったり。。。

 

それでも今年は年始から腰痛対策に取り組んで、痛みが悪化しないようにストレッチや整体、そして運動も行なってやっと腰痛を克服しました。腰痛完治までにまる1年かかったかな?

坐骨神経痛は筋肉低下から来るそうなので、再発しないようにしっかり筋トレします。

 

さて、今回はPORSCHE 911(991型)GTSです。

今回のメニュー、フルコースです。

ホイールコーティングも、このセンターロックについては今回調べ尽くしました。

センターロックのアダプターは車載であるのですが、それを外すためのトルクレンチがバカでかい。

なんとも4トン車用のトルクレンチでなければ外すこともできない。

初めは準備しようか考えましたが、やはり使用頻度が低い工具となりますから用意を諦めるしかなかったです。

それでも想像以上に開口部が広かったので洗浄の段階で問題解決してしまいましたw

それではフィルム施工から

助手席透過率 施工前80%   施工後78%

 

運転席透過率 施工前80% 施工後78%

 

運転席透過率 施工前80% 施工後78%

 

フロント3面同じカウンターになるのはほんと珍しいです。素晴らしい。

 

ダッシュボードが本革ですから、紫外線対策はしておく事に越した事はありません。

必要最低限の施工液を使用しますので、本革への悪影響もありません。

リアガラス3面にはシルフィードSC7030を施工。

こちらも車両引取り時にカットサンプルを3種類当てて頂き、使用用途などを伺いつつ最適なカラーを選択していただきました。

30%にされた理由は、たまにサーキットへも行かれるそうなので、後方視野の視界確保として明るさは残した方が良いと思いさりげなくスモークにて御提案いたしました。

貼ってからの印象も明るいはずなのにガラスが小さいせいか濃いめに見えますね。

続きましてボディー

 

ちょっとセルフタイマーを使用して一眼レフ自撮りしてみましたw

ストーンガードはその形でマスキングを行います。

今回の911も見た目素晴らしく状態が良く、またコーティングしちゃったか?と思ったのですが

よ~~~く見てみますと

 

しっかりとカバーフィルムの糊跡がありました。

ここで驚くわけです。前から仕上がりが素晴らしいと感じていましたが、PDIで仕上げているんだろうと思っていたんです。でも今回の糊跡発覚でドイツでラインアウトしてからディーラーに到着するまでそのまんまだった事。

確かYouTubeで見たのですが、911は997へのフルモデルチェンジに当たり、生産ラインを規模拡大して新設したそうなのです。ポルシェの品質を更に高めるため塗装の仕上がりにもこだわりを感じました。

 

そんな中一箇所だけ!でもたった一箇所しかなかった加修跡。

何か噛んだ場所でしょうね。しっかり見なきゃ見逃していました。

この場所を裸眼で見えるように撮影するのも結構難しい。

全体的に磨きは終わりまして、脱脂は完了。

次なる施工はルーフのラッピング。

素材はお客様でご用意してくださった3Mのブラッシュドブラックメタリックだったのですが

位置修正を繰り返していたら破けてしまい失敗・・・

代替え材料として、グロスブラックメタリックにてご提案しまして施工させて頂きました。

ごく自然なツヤ感、グロスブラックとは異なり塗装のような質感。

ちょっと粘着の質感は表現されてしまいますがグロスブラックよりも仕上がりはよく見えます。

最近アルミモールとかちょっとしたイメージチェンジに使用しています。

なかなか評判良いですよ!!

 

ボディーに施したコーティングはPCX-V110。

将来的にはサーキット走行もされるとの事ですので、ゼッケンなど剥がれにくく

それでいて撥水性の良いコーティングにいたしました。

911の塗装は薄く、そして軽量化のため柔らかいです。

なるべく新車の時に削りすぎ艶を出しすぎないよう気をつけています。

美しいリアフェンダー張り出した形状。

いつもても、どの世代のポルシェでも柔らかさに強靭な足回りであることを感じさせます。

 

マットカラーのホイール。汚れ始めるとその表面積の広さから抱き込んでしまい落とすのも困難になります。

無理に汚れを落とそうと下手なコンパウンドなど使えば艶も出てしまう。

汚れを簡単に落とし流せるようにコーティングを施します。

開口部も塗り広げられるギリギリの大きさ。

リムの奥まで、スポークの裏も装着のままでしたが塗り広げました。

 

スポイラーの手直し部分も綺麗に仕上げ直しました。

 

いつ見ても美しいボディーライン。惚れ惚れしてしまいます。

 

最近のPORSCHE、AUDI、VW(後に現行POROを施工します)の塗装のクォリティーが上がっています。

おそらくどの個体であってもそんなに大きな差が無いくらいコンディションが良いです。

ますます感じるのが、これだけコンディションの良い車両が輸入されてくると、新車時に磨きを行う重要度が下がってしまうのでは無いかと思う事があります。

その重要度を下げないためにも専門店で出来る仕事と言うのは専門性に特化した部分が強調されなくてはならない。

 

ただ塗るだけのコーティングではなく、塗装の仕上げからコーティングの提案。

または素材の弱点を守るための別なる提案も。

PORSCHEのストーンガード、2年で黄変して黄色くなってしまいます。

黄変は防げないかもしれませんが、それがみすぼらしく見えないようにパールホワイトにして見ました。

そしてドアエッジにもプロテクトする意味でフィルムを。

ぶつけることは無いかもしれませんけど、万が一を考え貼っておきました。

納車日の朝は快晴。フル施工にて仕上げた車を慎重に経堂まで納車させて頂きました。

当店の長所として、オーナー様のご自宅、ご利用状況、そして管理状態を把握して最適な環境コンディションに仕上げる事ができます。

そしてその状態を長持ちさせるためのアフターまで御対応させていただきます。

 

コーティングをする。その時で終了ではなく、アフターメンテナンスまで見込めて初めて長持ちします。

美観を維持するためにも、ぜひともアフターメンテナンスをご利用ください。

 

PORSCHE 911GTSのオーナー様、この度もご利用頂きまして誠にありがとうございました。


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