Porsche Panamera GTS Sport Turismo 新車施工

カービューティープロ115  航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

2月ですが、今年は全てにおいて早い。

花粉の飛来はすでに始まり、春のような気温で午後から鼻がムズムズ。

今年の花粉は2年前の3月のような感じです。

そしてこの春の陽気、伊豆の河津桜は既に満開。

そして東伏見稲荷にある桜?も咲き始めていました。

これまで暖冬と言われてきて、そこまで暖冬か?と思っていましたけど

今年は全国的に暖冬!

店内の凍てつく寒さは和らいだのである意味仕事に集中できます。

さて今回は、この車は触れてみたかった!パナメーラ スポーツツーリスモ

このお車のご紹介というよりも、改めて店主である私が、お預かりする車に向かう姿勢を語ろうかなと思います。

その前に、フロント3面フィルム施工をいたしました。

施工前運助74% フロント75%

パナメーラのウィンドガラス、風切り音を無くすためBピラーカバーとツライチです。

ガラスは本来内溝に挟み込まれ上下に滑らすだけなのですが、

ここにコストの差があり、パナメーラの場合はガラスの裏側にレールがあります。

これは昨年の東京モーターショーでこの構造を見ましたが、見事な仕組みで関心をいたしました。

段差は全てにおいて抵抗となります。それが音となり、速度の壁で音の差が生じます。

フィルム施工者にとってはこの構造、悩まされるんですけどねw

施行後運助72% フロント73%

では私が向かう姿勢について

毎度同じことを書くようですが、ディテイリング業はここ数年で増えてきています。

名前を出してしまいますが、キーパーコーティングは、これまでスタンドに入っていましたが

ここ最近地元の小さなモータースを買収するのでしょうかね?突如キーパーラボが誕生しているのを見た事があります。

企業が設備投資をして起こせばなんでもできる!

そして先日バイクで甲州街道を走っていましたら府中付近のメルセデスディーラーの隣にコーティングブースの立派な建屋がありました。

ディーラー内製化も、駐車場や整備工場脇で施工していた数年前とは異なり、コーティングのクオリティーを重要視したディーラーが誕生したのか?それを感じさせる建物でした。

企業にとって、もはや車1台打っても大した利益は出ないと言われています。

それよりも、表現は悪いですが、目には見えない弾けば良い程度のコーティングで利益を得る。

そんな施工はまだ存在しています。(あえてどことは言いません)

でもそんなコンセプトで行った仕事?コーティングはその時限りとなります。

いわば台数商売。 クオリティーなど二の次なのでリピーターなどはほぼいないでしょう。

私が挑む姿勢。

新車、経年車、車と向き合いつつお客様と真剣に向き合っています。

このパナメーラーは新車です。新車だから楽だぁ~~ などと一切思いません。

なぜこの場所を撮影したか。スポットライトの上、うっすら白くボヤっとしている場所があるからです。

施工前に店内での撮影、とても綺麗。

何もしなくても良いでしょ~~と思った人いるでしょ! 蛍光灯はズボラですよ!

新車でも、経年車でも、埃がかぶっていたらば傷は隠蔽されます。

一度クリーニングを行い、状態をすっぴんにさせるのですが、

隠蔽の疑いがある車、新車でもコーティングされてきます。

パナメーラーも軽く磨いときましたとセールスから言われたらしいのですが、

その言葉。。。怪しい~。。。何か隠しているから軽くと言う表現を使用する。

洗車ののち、シャッターを閉め切り照明も落とし、LEDライトで1パネルずつチェックを行います。

光の加減で伸びるスクラッチ、バフ目、接続部に白く残るポリマー残、そう言った箇所は重点的にいろんな角度で見ます。

まずシャッターを閉めきれない環境で磨いている姿、磨けていないと思って良いでしょう。

(いきなり完成です)

そして次に、新車でも経年車でもその時できる最高のパフォーマンスで仕上げております。

お選びいただくコーティング剤はお客様指定の仕上げとなりますが、

美観においては優劣なく全てにおいて投入する技術は同じ。

キズだらけの新車だってあります。

なんのために当店に入庫くださったのか!それをまずは考えて取り組んでいます。

これまでの施工車両を見て、技術を信じてくださりご入庫頂いていると思っています。

その期待に応えなくてはならない。

真剣に取り組み結果として残せば必ず帰ってきてくれると信じているんです。

いい加減に取り組む事もできるでしょう。でもそれでPROと言えるでしょうか?

やはり技術のないところへは行かないでしょう。

新車に乗り換える度、ディーラーよりも専門店に任せる方もいらっしゃいます。

当店に預けてくださるお客様も全て信頼関係から成り立つ大切なお客様。

真剣に取り組んだ結果を見てくれたから。。。いや違う

誰でも始めは同じスタートです。

仕上げる都度、お客様一人一人の表情を見てどこが満足度いくポイントなのかを見ています。

そのお客様に合わせた、オンリーワンな仕上げを提供しているのが当店の姿勢です。

投入する技術、当店は一般のお客様メインで取り組んでおりますので、出し惜しみなどは致しません。

出し惜しみというよりプランに応じた施工内容。

お車によりできる事と出来ない事はハッキリお伝えしております。

そして細かなリクエストにも可能な限りお応えします。

例えば、サイドスカートのプロテクションフィルム。

乗車の際、靴のかかとでキズを入れてしまう可能性がある!

それならば、フロントから巻き上げる砂利等も含め防御!

前から後ろまでプロテクションフィルムを貼ります。

貼ってあるのわかりますかね?

プロテクションフィルムはポリウレタンフィルム。

ラッピングフィルムとは異なり厚みも柔軟性もあります。

その分原価も高い。

施工料金もラッピングのおよそ3倍と見てください。

仕上がり、ここのこだわりは、終わりなき工夫!

常に綺麗に仕上がる方法を考えています。

そして、コーティングについても、脆弱性を見つけてはそれを補う工夫開発を行っております。

現状に甘んじず、ブラックならばプレスラインをさらに美しく見える方法、そして仕上げ方。

企業が設備投資して施工ラボを開設するならば、こちらは工夫で勝負。

今回のパナメーラーは、PCX-V110で仕上げました。

お客様のご利用環境を踏まえてコーティング剤は選定しております。

1液1層のコーティング、全ての塗装に万能ではありません。

やはりどこか脆弱な部分が存在し、脆弱な部分と環境が合致すると荒れてしまう。

これがガラスコーティングのデメリットな部分。

それを補ったのがSPGコート、完全2層のガラスコーティングです。

耐スクラッチ性、耐薬品性、防汚性、2層コーティングからなる深いツヤ。

現在親水パターンの検証中、これもまた面白い効果を実感しております。

4月には公開する予定ですので、もうしばらくお待ちください。

忘れていました。

パナメーラ、サンルーフにもフィルム施工をいたしました。

シルフィードFGR-500を施工して暑さを防ぎます。

納車前朝8時過ぎ。ポルシェなのにワゴン!そして4人乗り。

高級車のワゴンは、これワゴンという表現はいたしません。

シューティングブレイク。

そもそも狩りに行く為に開発されたグレードと聞いております。

ワゴンという表現はどことなくバンのニアンスに近いのかもしれません。

コーティングについては、原則一晩エージングを行った上でお引渡しをしております。

エージングが必要なわけ、ガラスコーティングの安定化です。

そこを理解していない施工店の場合、施工直後雨でも渡してしまうでしょう。

そしてその後はシミだらけ。。。。

ガラスコーティングは大気中の水分と脱水還元して結晶化する被膜。

目には見えていないからこそ、安定化には時間がかかる。

店内で保管していますから綺麗な状態でお引渡しが可能です。

新車ならば、本来新車としてあるべき状態に

経年車ならば細部までリフレッシュして綺麗に乗り続けてみませんか?

施工問い合わせ、ご相談、ご連絡お待ちしております。


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