ルノーメガーヌRS経年車ガラスコーティング欲張りプラン

カービューティープロ115  航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

先日、宅配のドライバーが荷物を届けてくださり、突如コーティングは何年持ちますか?と質問を受けました。

事ある毎にこの何年持続するかはブログ内部で説明しておりますが、

改めてこの 何年持ちますか? と言う事に対して整理したいと思います。

まず、何を基準にして何年持たせるか!になるわけですが

難しいですね~ 人それぞれ解釈は異なりますので。

ですから私は何年もたせたいですか?と聞き返します。

保管環境、利用状況、洗車の回数、国産車、輸入車、ボディーカラー、お住いの場所、ご自宅駐車場の方位など

細かくあげるときりがないですが、何年持ちますか?の裏にこれだけ知りたい情報があるんです。

それを伺わない限り、何年持つと言う事は言えません。

雨ざらし、週末のみ、汚れたら、国産車、ブラック、南に面する駐車場

おそらく1年と持たずにシミだらけ、そしてイオンデポジットだらけになるでしょう。

何年もたせると言うからには、ご自身の努力も必要です。

ご自身の資産であり、資産を管理するのはご自身の義務です。

ご自身が向き合わない限り、施工者が何年と定義することはできません。

施工者は施工した車両を数年のスパンでなるべく低下しないように協力するという表現が正しいでしょう。

管理する事の重要性を理解されている方は、ご自身で適切な洗車をしつつ、定期的に洗車をご利用いただいております。

必ずしも当店で洗車及びメンテナンスを受けなきゃいけない訳ではありません。

丁寧な方であればプロ並みな管理で維持されています。

プロはそれそれ対処方法を心得ておりますので、適切なクリーニングができるというだけです。

コーティングに過大な期待をしてはいけません。

ひと昔ワックスが流行った頃、ちょいちょいワックスをかけていましたでしょ?

そのワックスが結晶被膜に変わり、長期持続が可能となっただけで、いつかは低下します。

初期施工以降何もせずに数年持続させることはできません。その間にメンテナンスも必要となってきます。

持続の期間は屋根下保管、雨の日には乗らない方でしたら、ポリマー施工でも数年持続します。

全てがユーザー様の保管環境次第で変わってくるという事です。

ちょっと前置きが長くなりました。

今回の施工車両に移ります。

ルノーメガーヌRS 経年車施工です。

当店にお問い合わせを頂けるお客様は、当店が過去に施工した車両の内容をご覧くださり連絡を頂いております。

それがあって、現在も仕事が続いているわけなのですがw

今回のオーナー様もメールで115プランか欲張りプランか、トータルリフレッシュをお考えの様子で迷われていました。

施工前に一度お越し頂きお車拝見。

お車は極めて綺麗な状態でした。

気になったのが

表面結晶のシミなのか、イオンデポジットの卵なのか、雨染みが気になりました。

今回の施工は経年車欲張りプラン、加えてホイール脱着コーティング。

こちらのホイールも取り外して裏側まで綺麗に仕上げます。

細かいスポークなので奥まで手が入りません。

また、ステッカーやらブレーキの油が溶けて垂れ落ちていたりと

装着の状態では綺麗に仕上げられませんでした。

4本とも脱着し、リムの奥まで鉄粉除去のクリーニング、そしてコーティングを行い装着。

本格ホイールコーティングはここまで行います。(脱着は有償施工となります)

ボディー全体のスクラッチは少なめでした。

今回の経年車研磨は先ほどの雨シミと小さなイオンデポジットの卵の研磨がターゲット。

既存スクラッチよりもそれらが深いため、理論的にデポジットがクリアされれば整う。

完成。

コーティングはPCX-S7を施しました。

グレーメタリックである事と、入庫の段階ですでに綺麗であったためその差がお伝えしづらいですが

シミ類は全て除去。それに伴いスクラッチ類もリセットされました。

ここを撮るのが難しい。焦点はスポットライトに寄ってしまう事があるためマニュアルフォーカスで撮影しています。

撮影したい場所は、映り込むスポットライトではなく塗装表面。奥より手前なのでワイパーアームに焦点を合わせて撮影しています。

塗装全体、加修跡はなく極めて良いコンデションでした。

綺麗な塗面も磨き上げてより光沢が増す。

その差は誰よりもオーナー様が知る姿であり、お引き渡しご来店時にその差に驚かれていました。

過去のお車も何箇所かコーティングに出されたようなのですが、今回ほどご満足にはなられなかったのか?

今回の施工プランに大変ご満足の様子で、微笑みが見えて取れました。

作業は事務的に行うのではなく、心得としては自分の車と同じように仕上げるようにしています。

ただ、車により塗装にも硬さが異なり、その車に合わせたお手入れをしない限り状態は変化することをお伝えしています。

まるで新品のホイールを装着しているかのよう。これにも喜ばれていました。

ルノーの塗装も柔らかい傾向にあります。

普段はボディーカバーを装着されているそうなので、今回の仕上がりは長期持続されるでしょう。

問題はカバーと擦れる箇所の艶弾け、いつかはそこだけ手を入れれば良いだけです。

お手入れをした上でカバーをすればデポジットも防げます。

メガーヌRS、張り出したフェンダーがとても印象的でした。

磨き上げることでその造形美はさらに強調されます。

好きだからこそそのお車をご購入されたのだと思いますし、その美しさ、いつまでも持続させたいですよね。

美しさを引き出すために全力で取り組ませていただきました。

メガーヌRSのオーナー様、この度はご利用頂きまして、誠にありがとうございました。


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