カービューティープロ115 航海日誌ブログへお越しいただきましてありがとうございます。
キャンペーンページを更新いたしました。
お問い合わせメールにつきまして、以下メールアドレスへお送り頂けますと画像含め確認が早く済みます。
またホームページのお問い合わせフォームからご連絡頂く際、お返事もgmailのアドレス(吉野敦史)からお返事を致します。
ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
==================
キャンペーンページリニューアル
⚫︎レギュラーキャンペーン(新車・経年車含む)
1月末で終了いたしました。
ウィンド油膜除去+全ガラスフッ素コート(ドアカップPPF施工 運助のみ)
ホイールコーティング
初回メンテナンス洗車無償(施工後3ヶ月以内)
⚫︎セラミックコーティングEXE-zero7キャンペーン(新車・経年車含む) 8月ご予約分まで
今年リリースしましたカービューティープロオリジナルのセラミックコーティング剤
⚫︎ARMORTEKキャンペーン 2025年3月末ご予約分まで
ガラスの交換費用は高額!そのリスクを最大限に減らしつつ、高透明で見やすいプロテクションフィルムです。
期間限定の特別プライスにてご提案いたします。
===================
セラミックコーティングEXE zero7 とても注目されているのを実感しております。
おかげさまで4月施工枠は全て埋まりましたので、今後は5月の施工枠でのご案内とさせて頂きます。
5月に至りましては、ツーリングラリーに参加する事もあり、下旬はお休みを頂きます。ご了承ください。
さて、今回アップしますNBOX、EXE zero7の登場をご覧になりお問合せを頂きました。
メンテナンス洗車実施時に次の施工プランを打ち合わせ、ラッピングも実に貼ってから2年半経過しましたので貼り替え。
軽自動車にして高額施工になりましたが、とても重要な内容なのでご覧ください。

まずはラッピングの剥がし。
粘着がしっかり効果を発揮させるためには下地処理は何もしない方が良い。
粘着が効きすぎるとパネル面に粘着剤がガッツリ残り、これらを除去するために時間を費やします。
塗装が弱ければ除去だけで傷だらけ、そして塗面も変化します。

粘着剤を除去した後のパネル。この状態で終わりだと貼り替えもできなければ売却でも怪しまれますね。
ラッピングは簡単にカラーチェンジできますが、これだけ塗装を痛めてしまいます。
最も軽自動車の塗装なのでここまで変色しますが、普通車でも粘着ビーズが残るため除去には時間がかかります。


貼り替えにはもう一度下地処理を行わないといけません。
特にホンダ車の塗装は、塗装が柔らかいため磨きに至っては1箇所着手したらそのパネルは完全に仕上げないと無駄な傷を入れてしまう。


整えたパネルから順番に整えていないパネルをご覧いただきました。
磨いて粉だらけになるのがホンダの塗装です。

側面のパネル。
縦横に無数の傷がお分かりになると思います。

このスライドドア1パネルでも3段階で磨きの過程を撮影してみました。
一番左が仕上がった面、中間がソフトウレタン、本来ならソフトウレタンで仕上がるのですが、自ら研磨痕を残してしまう。
ファースト研磨は真っ白です。
3工程目は耐スクラッチ処理です。これを行わなければ脱脂洗車時にも傷を入れてしまう。

仕上がればご覧の通りです。
続いてデントリペア

洗車の時に手をついてしまい凹んでしまったようです。
超抗力鋼板は薄くて強度のある鉄板。安易に手をつくとボッコリ凹みます。
平らな面ならば戻りますが、プレス面はただてさえテンションを張った箇所になるため元には戻りません。
鉄板が柔軟であり、塗装も固ければ引っ張る方法でできたでしょうけど、状況判断で塗装を剥がす恐れもあったためリスク回避として裏から押し出すスタンダードなやり方に変更。
急遽、工具のアクセスができる開口部を作るため内張等剥がせる箇所は剥がしました。

簡単なように見えて出来ないのがデントリペア。
プロの仕事は、簡単に見せているけど、その場数分簡単なように見せていて、かなり奥深い感覚的な要素が含まれています。
ただ磨くだけ、ただ凹みを治すだけ、ただコーティングをするだけ、など安易に考えている方、正しい価値など決して見出せないでしょう。

予め磨きを行い、そして完璧な下地処理としてコーティングまで施したルーフ。
そこへのラッピングはマジョーラカラーをインストール。

配色としてはかなりチャレンジ要素の強いカラー。
そして劣化後の艶を考えるとサテン系にしておくのがベストなのですが、あえてグロスをチョイス。

貼り終えてみると、決して悪くはない。
シルバーとかガンメタ系を貼るのがベストであり王道だったとしても、見る角度によっては紫であり赤っぽくも見える。
そういう純正ルーフがあったんだぁ〜〜〜〜と思わせるのがラッピングです。
今回あえて下地処理にコーティングをしたのか!2年後にもっと簡単に剥がすためです。以上。(ここはノウハウ)
ボディーパネルへはEXE zero7セラミックコーティング 2層にて塗布



仕上がった艶感、下地処理を含めて完璧です。
研磨で全ての傷は除去しません。傷の深さは違えど塗装の膜厚は同じであり限界も同じ。
傷が入らない車やコーティングなど存在しません。
傷が入らないためのコーティングではなく、汚れにくくするためのコーティングです。


ルーフに一体感を持たせるため、スポイラーもラッピングいたしましたが、ここは厄介ですね。
この部位に関してはルーフとは別料金にて承ることにします。
セラミックコーティングの考え方について、今後もっと理解が深まった段階で私なりの解説をしたいなと考えております。
この度も当店ご利用くださいまして、誠にありがとうございました。