STR2021参加 10.3出走

カービューティープロ115 航海日誌ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

今年は念願叶ってSSTRに参加する事ができました。

SSTRはSunrise Sunset Touring Rallyの頭文字をとった略称で、国内最大級のアドベンチャー・ツーリングラリーです。
風間深志さんのメッセージ引用朝、東の海(太平洋側)に昇る太陽(日の出)を合図にSTARTし、(道中少しのミッションをクリアしながら列島を縦・横断)今度は反対側の、西の海(日本海)に沈む太陽を追いかけ、石川県「千里浜」に設けたゴールゲートに日没までゴールすると言うものです。

このラリーに秘められた醍醐味は、ゲーム上での獲得ポイントや距離の問題ではなく、参加者の一人一人が”風”となり、遠大なる走りによって感じる「地球との一体感」、更には、一日という単位と時間を、太陽の運行を終日追いかけて思う「宇宙の原理・原則」など、少し大袈裟に聞こえるかも知れませんが、人智を超えた大自然のダイナミズムに触れるそんな体験をする事です。逆に言えば、バイクはそんなことを丸裸の私たちに教えてくれるのです。


単純なツーリングラリーのように見えて、自分との戦い。

ただバイクに乗りどこかへツーリングをするのではなく、少し無茶をして自分にノルマのあるツーリングをしてみたいと思ったのが3年前。2輪の免許を取得した年の年末ごろだったと思います。

その日から憧れを現実に結びつけるための予行練習を行ってきました。

コロナ禍や他の都合により昨年は参加を見送り、今年は必ず参加する!

そんな決意のもと、7月の能登ツーリングに挑み、千里浜に到着した翌日にSSTRへのエントリー。計画を実現に向けて先ず1歩前進させました。
出走前にも、日の出の調整として、スタート地点で朝日を迎え、第一チェックポイントの大國魂神社への到着想定時間を測る走行など、最後の調整も済ませました。

ここからはSSTRスタートからゴールまで行動をまとめます。

10月3日日曜、時刻は4時18分、自宅をスタート。

空はまだ太陽が昇る気配すらない夜中で、スタート地点へのリエゾンを開始しました。

青梅街道を移動しながら、新宿付近で空がうっすら明るくなってきました。

出発地点は港区海岸の新日の出橋。近づくにつれ景色も明るくなって走りやすくなります。

5時41分。新日の出橋で日の出を待ちます。

ここで軽く朝食も済ませ(当たり前ですがゴミは持ち帰りました)今回一緒に走るNo504のCB750佐藤さんも到着。

5時46分、空の雲も切れて、綺麗な日の出を見る事ができました。

そして準備をしてスタート。首都高芝公園から入り調布インターまで高速使用、第1チェックポイントの府中大國魂神社を目指します。

6時39分、大國魂神社に到着

境内で参拝と撮影を済ませ、気持ちを整えて出発準備。ご覧の通り、日曜日出走のライダーは他にもいて、これら複数台のライダーが一路千里浜を目指していきます。

7時48分、中央道談合坂SA。

このラリーの課題。それぞれチェックポイントを配置し、合計10ポイント以上でゴールする事が目標です。

指定道の駅 3ポイント/道の駅 2ポイント/SA及びPAは1ポイントこれらを組み合わせ、最低指定道の駅1カ所立ち寄りすることをノルマとして走ります。
9月末で緊急事態宣言が終わり、規制緩和初の週末、談合坂SAは激混みでした。

前回の能登ツーリングでも実行しましたが、法定速度内での一定走行で燃費を稼ぐ作戦を今回も実行しました。

隼のタンク容量は20L、アクセルを開ければ極めて燃費の悪いパワーマシン。

でも優しくアクセルワークをして一定速度で走ることで驚異的な燃費を叩き出す。

今回も23km/Lを目指すべく走りました。

8時59分、八ヶ岳PAに到着。このPAでもSSTRのゼッケンを背負ったライダーに会いました。

高速の場合はひたすらワープなのでこれといったネタは有りません。とにかく松本までワープです。

10時7分、みどり湖PAに到着。すでに諏訪湖も通り過ぎましたが、燃料に至っては全く余裕。

この安心感が距離バカに繋がっていくことになりますw

CB750もタンク容量が20L、しかも750ccなのでそこまで燃料を消費しない点からで行くとこちらもそこ知れぬ距離バカマシンともいえますw


10時29分、松本市内ENEOSにて給油。ここまで来て給油した量は13L。

まだ7L残っている事になりますがここで給油いたします。

バイクでの旅は、給油スポットを予め見つけて置くところから始まります。その方が探す手間も省けますからね。
さて、いよいよ平湯へ向けて走り出すのですが、ここで前走車と何台かすれすれ違うようになります。

早朝に石川県を出発したライダーはすでに岐阜を超えて松本まで帰ってきたのです。

早いですね〜 距離的にはちょうど半分の位置なんです。ここが折り返し地点。

11時7分、道の駅風穴の里に到着。ここで糖分補給です。

長野県側の山は優しい風景に見えます。山が灘らかで、空が広いと言った印象です。

これが奈川渡ダムを境に景色が変わってきます。

ダム以降は山が近く、沢の中を走るように上高地入り口まで登り安房トンネルへ入ります。

安房トンネルを抜けると岐阜県。奥飛騨温泉郷です。

平湯は開けた場所ですが、それでも山のスケールが近くて大きい!景色の壮大さに感動した場所です。

平湯料金所、ここで12時10分。松本から1時間半かかるんです。

ただ時間気にせず走っていると、何時にどこ走ったかわからない。

このラリーは予定時間と実時間の差異が後のライディングに影響を与えますので、時間通りに走らないと定刻に着かなくなります。

この段階で40分以上遅れていました。
前回はここから奥飛騨温泉郷を抜けて神岡へ出ましたが、今回は高山白川郷ルート。

ここから先は未知の世界。ほんとナビ頼りになりました。

13時18分、道の駅ななもり清見到着。遅れは取り戻せておりません。

そして昼食も済ますことができなかったのでここで飛騨牛の牛串を食べました。

これが見事スタミナ補給となりましたねw

この道の駅では、松本から同じ方向へ向かっていたSSTRライダーが2台いました。

彼らはここの時点で10ポイント獲得していましたのでこのまま千里浜へ向かうそうですが、我々はまだまだ稼ぎます。

14時11分、道の駅白川郷に到着。高山からほぼトンネル。

片側1車線でここを掘削して道を作って下さった方々に感謝ですね。

しかし!この白川郷、ゆっくり観光などしていられません。

ここでようやく10分取り戻すことができました。

トイレ休憩を済ますだけにして出発。
平湯で昼を迎え、そこから太陽と並行に走りました。

そして白川郷からは太陽を追いかけるように走ります。

15時17分、道の駅井波に到着。

白川郷を抜けてからナビの調子が悪く、富山県に入ると自車位置の補足ができなくなってリルートばかり。

井波へもリルートを補正しながらなんとか到着いたしました。


ここでさらに5分取り戻すことができました。

本来ならばその前に道の駅上平へ寄るはずでしたが、そこはパス。


このラリーは、自らルートを決めて走るのが前提ですが、時間も考え複数プランで途中再構築も可能なのです。

平湯で照らされていた明るさに比べてやや赤みがかかってきています。

太陽は日没に向けて準備が整ってきたのでしょうね。

このロングツーリングでリアタイヤも限界。

センターのスリップマーカーまであと1ミリ切りました。これでタイヤ交換決定。
ナビの不調はスマホの温度上昇によるエラー。加熱はスマホの?iPhoneの弱点かもしれません。

16時18分、道の駅高松に到着。

ここまで来ると千里浜ももう少し。

北陸道金沢森本ICで降りて、一般道を走行しのと里山街道に合流、そこで初めて日本海と対面するのですが今回は快晴の中夕方の日本海を見る事ができ、その光景を見た時、今日の挑戦が間も無く終わりを迎えるという達成感と感動で涙が出てきました。
夕陽を背にしながらのと里山海道を千里浜へ向けて移動。

同じ方向へ向かうライダーが私を抜く際にガッツポーズ!

共に同じ戦いに挑んだ同志として讃えてくれたように感じ、それでまた感動w


16時30分、千里浜今浜口へ到着。

日の出の出発、そして日の出と共にスタートしたこのラリー、ここで終着となります。

ここに着くことでまずはゴールとなり、そして千里浜なぎさドライブウェイはウィニングランになります。


目標時刻16時40分、到着時刻は16時30分、定刻よりも10分短縮することに成功しました。

途中記録ポイントの変更はありましたけど、それでも獲得ポイントは17ポイントです。

16時39分、ゴール記録をここで行いました。

スタート時刻 5時39分

ゴール時刻 16時39分

走行時間 11時間

走行距離 485キロ

最高の夕陽です。

ゴールポストで現地スタッフの方々に迎え入れてもらえた瞬間も感動!最高の瞬間でした。

これほどの達成感を味わったことがありません。


17時19分、千里浜レストハウスでゴールの手続き。

そして主催者の風間さんとの撮影!「夕陽のライダー!イェ〜〜イ」
風間さんが伝えたい事、何事も自分との戦いであり、それを達成した時は自然の全てが迎え入れてくれる。

バイクはそれを肌で感じ、風で地球を感じ、太陽で自ら生きる意味を感じさせる乗り物。

この達成感でまた人生観が変わりました。


この感動はまた経験したい。そして次なるチャレンジは別のテーマを持って挑んでみたいと思います。

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