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2021年施工車両。BMW F30 3シリーズ フロント3面透明遮熱フィルム施工。
最近のお問い合わせでも、ゴーストフィルムの相談があります。
販売サイトも拝見しましたが、透過率70%以上を満たすこと!ここさえ守っていればなんでも合法と解釈している風潮がありますね。
合法であるかどうか、どんなに頑張って主張したとしても絶対に変わらない事があります。
1)不法改造かどうか、まずは警察官が判断する
2)透過率測定、陸運支局が判断する
3)ディーラーが訂正かどうか、会社が判断する
結果
1)不審車両として職質対象車として見られる
又は、着色ガラス車両として停められて測定される。
2)車検時測定、または公務員として不適合車両として判断された場合出戻り。
フィルムを剥がしてから再ラウンド
3)会社がいかなるフィルム施工車両も入場禁止と定められた場合、以後ディーラーサービスは受けられなくなる。
法律を改正しなければ都合よく弾かれるにしか過ぎない事案です。
透明遮熱フィルムであっても同様。
綺麗に貼っても、通いのディーラーの理解がなければお客様を苦しめるだけなんです。
当店では施工前にディーラーへの確認をお願いしています。
暑さは遮ることができ、快適になっても、以後ディーラーのサービスが受けられない場合、仮にリコール問題でも断られたら、、、これは気の毒でしかない。そして無駄な投資をしたと思うでしょう。
最近当店では施工前後で行う透過率の測定は省いております。施工店が測定器を持つ事は大切な事です。ですが、その測定器は絶対的な存在ではありません。
陸運局が使用しているPT50、最近はディーラーにも同じ機器が配備されています。
それを使用するのも人間です。使い方をマスターしていて、精度誤差もない使い手ならば正確ですがたまにしか使用しない人で、PT50ほど難しい機械はなく、それを正確に使えるかそれも怪しい話ですが、使う人が正確に使えず、間違った数値も絶対数値と信じ、間違いを正せない場合、それが真実としてユーザーに伝わってしまう。
過去にそんな出来事がありましたので、当店での測定はやめました。
何よりも、通いのディーラーさんに理解があるか、事前測定でオーナー様の車両が何%か、測定後何%になるか、施工前の事実を認識していただき、施工後に至っては自己責任であることをご理解いただいております。
透明であれば取り締まりは受けない!とは言いません。ですが、疑う余地はないでしょう。
透過率問題、グレーゾーンの中で自己主張したとしてもそれは無意味。法律の抜け穴を主張したとしても、取締られて違反切符切られたら違法になります。
無駄な冒険するよりも、安全をとり、効果を得ることが正しい判断だと思います。
以上、施工とは関係ない透過率問題をお話ししました。