カービューティープロ115 航海日誌ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今年の緊急事態宣言下ではツーリングらしい事もなく春が過ぎました。
GSX1300Rハヤブサに乗り換えてから旅も行けず、でも今年のSSTR参加に向けたトレーニングも行うために一度ソロで1day400キロツーリングに挑んだくらいですかね。
そのソロツーもあってハヤブサに慣れる事、そして課題の燃費、エンジンの特性など把握する事ができました。
そして今年のツーリングは能登半島に挑むことに決定。
挑むからには能登半島を制覇しようと思いまして二泊三日にてプランを練り、行程表も作成。ツーリングに行く前の、その時間が楽しいw
7月某日、能登半島へのツーリングは結構。
ちょうど梅雨明けするかしないかの時、朝の路面は濡れていました。
準備OK、待ち合わせ場所は中央道談合坂SA。いつもの待ち合わせ場所です。
ただ近年のバイクブームで談合坂SAは結構混み合っていて、止める場所もないくらいになっている。次回はその先のPAで待ち合わせにしようかな?
今回の走行テーマ。超燃費走行!
東八通りのENEOSで満タン。
ここからトリップメーターをリセットして自制心を持って走行です。
予定通り合流、そこからは一定速度で走行。
XSR900のキツイセパハンポジションで十分慣れたのでハヤブサのポジションは余裕。加えてカウルによる防風効果で疲労も軽減。
あっという間に八ヶ岳PAまで到着。
少し休憩し糖分補給して再びスタート。
ここで驚いたのが、全く燃料ゲージの針が触れない。
府中で給油してから100キロ以上走ったのに針が下がってこないのはおかしいし不安でしかない。
インカムで会話しながら注意して走る事に。
諏訪湖SAで給油か?そう思いながら走るがようやく4分の1減った感じ。
これは脅威の燃費走行に手応えあった感じです。
とはいえ、このまま山越する事もできないので松本ICで降りた後に給油。
いざ奥飛騨方面へ。
こちらも恒例の終着駅シリーズ。
新島々駅にて撮影。
広々しているので止めやすいし、ルート検索するにもゆっくりで切る場所です。
続いて奈川渡ダム。ここへ登るまでの道は細く、そしてトンネルも狭い。
大型トラックやバスもここを通るのでタイミング悪いととても時間がかかります。
最近ここへ訪れる事が多くなっていますが、昨今の地震などからこのエリアはかなり危険な場所のように感じてきています。
特に梓川の上流、坂巻温泉の先、トンネルを抜けると左に迫り来る山がありますが、その山肌は崩れており、山の中腹にはとてつもなく大きな岩が止まった状態。
あれがいつ落ちるのか、それが恐ろしいですね。
そして、安房トンネルを抜けると平湯IC、ここから奥飛騨温泉郷方面へ。
今回のツーリングで、たとえ雲があろうと撮影したかった場所。
それが北アルプス大橋。
ここで撮影するのが夢でしたw
先を急ぎます。
そのまま下り、富山方面へ向かいます。
昼食は道の駅奥飛騨温泉郷。
何を間違ったのか、ざる中華を頼んでしまいました。
単なるつけ麺か?いや蕎麦つゆで食べるラーメンw
次回訪れた時は別のものにしよう。
自撮りもなかなか楽しいものですねw
いつもの友人、そしてそれぞれの相棒。
それでもここはまだ中間地点。いよいよ後半戦。
SSTRを想定し、道の駅神岡にも立ち寄りました。
トイレ休憩のみと思いましたが、少々眠かったので神岡の資料館も見学。
神岡からわずか走ったところで雨が、そして大雨に変化。
ようやくここでレインウェアーの登場。
装備は素早く取り出せるよう荷物の位置も工夫していましたので、今回は素早く着替える事ができました。
ラストスパート。富山ICから北陸道を走り金沢森本ICへ。
初めて走る道なのでナビ通りでしたが、このルートが最適なのか検証する必要性がありますね。
それでもR159号からのと里山街道に合流する際に見た日本海の景色は絶景でした。
ついに辿り着いた!その思いで感動したのは言うまでもありません。
千里浜に辿り着いたのは6時前。
ちょっと楽しみすぎましたねw
太平洋側の海岸とは異なり、砂浜が国道でもあるので車でハッチバックを開けて海を眺める若者など、なかなか青春しているなと走りながら思いました。
SSTRの予行練習、これにて終了。
この日泊まる宿はウェルネス能登路。
地の食事、地の酒を食す!
疲れた後の酒はほんと身体に染み渡る旨さがありますねー
クセになります。
旅の疲れは温泉でしっかり癒して爆睡。
翌朝は浮腫気味で目覚め、身体もガチガチ。
それでも今日のノルマを果たすべく行動開始しました。
朝は車体ひへばりついた虫取りから始まり、軽く拭き上げて準備完了。
目的地狼煙を目指します。
一部雨に降られて輪島までレインウェアーを着て走行しましたが、それ以降狼煙までは晴天。信号も少なく気持ちの良いライディングができました。
輪島では土地の食を堪能することをテーマにちょっと贅沢。
注文したフグ丼は美味しかった。特にもずくの味噌汁。
素材の味と食感を活かす為なのか味噌の味も薄め。いやこの味がとても美味しかったです。
プリップリのもずくを食べたのは初めてでしたが、これもまた輪島のもずくなのでしょう。
また輪島を訪れる際は頼みたいと思います。
輪島まで、実は羽咋からまだ中間地点。
狼煙まではここからが後半戦です。
ひたすら海沿いを時計回りに上る道のりはとても快適でした。
千枚田、旅をする中でここを知ることなく、立ち寄る程度でしかなかったのが心残りです。
予定より2時間近く遅く狼煙に到着しました。
流石にここは立ち寄る程度では済まされず、少し歩きました。
能登半島最先端、禄剛崎では日の出から日没まで見れる場所。
これこそ一石二鳥の場所でしょう。
ただ、この場所で丸一日を過ごすには無駄過ぎるw
それくらい時間に余裕もって訪れるなら能登をもっと知ることができるでしょうね。
これも知りませんでした。
能登半島は本土の中心。へそです。
数年前に訪れた石廊崎もそうですが、岬はどうも怖い。
なんというか波と風の力がこれほどまでに岩を削っていくのかと思える程に、石廊崎の岩壁は地獄絵図。
自然の力を前にして、人間の力などほんと小さなものだなと感じたのを覚えています。
日本海は砂浜と言うよりも岩浜というのが正しいのでしょうか?
波が穏やかなのか太平洋側程微妙な岩壁はなく、そこまで怖さはありませんでした。
見渡す限り広がる日本海。このような穏やかな土地にして隣国の怖さがここにはあると感じました。
さて往路の狼煙でだいぶ時間をかけてしまいました。
復路で目指すは氷見。後半戦も海沿いを走りたかったのですが、時間的に無理があると思いのと里山街道でワープ。
能登半島はどこを走るにも快走路ばかり。
道の駅桜峠にて糖分補給。流石に眠くなってきました。
この段階で15時半。この位置、地図で見るとまだ輪島まで降りてきた程度w
後半戦の課題は能登島を経由して氷見まで行こうと意気込んでいたのですが、
桜峠で15時半だとすると、氷見到着何時になる?
この糖分補給で目が覚めてここからノンストップで快走。
穴水手前に位置する桜峠から1時間、ほんのちょこっと能登島を走る程度しかできず、
それでも撮影スポットを逃すまいと能登島大橋ロードパークに立ち寄り。
肉体的疲労もあり、朦朧とする中で立ち寄ったので記憶も曖昧w
ちゃんと記憶に残っていますが、本当に能登半島は過酷w
きっとアドベンチャー系や一緒に走ったツアラー系のバイクならば余裕なのでしょう。
隼で挑むにはもっと肉体改造しないとダメだったのかもしれません。
そして17時半、二日目の宿、民宿叶さんに到着。
かなり快速で降りてきました。
17時半に到着したのも奇跡的だったかもしれません。
しかし2泊をまとめるってとても大変ですね〜。
この民宿叶さんは選んで本当に良かったと言える宿でしたので簡単に書き終わす事ができませんので
次回にてまとめていきたいと思います。
ここまでお読み頂きまして誠にありがとうございました。