CarBeautyPro115 メインコーティング剤のご紹介

CarBeautyPro115 メインコーティング剤のご紹介
こんにちは。CBP115のヨシノです。
ここ数年、施工したお車の紹介や、キャンペーン告知などで当店ブログの意味というのをどう言う風に展開すべきかを悩み、そして施工に集中してブログを毎日更新する時間が無く、ついにはブログを更新しなきゃ!という責務すら感じなくなっていました。
又、過去のブログの不具合で、特定のブラウザで観覧に支障をきたすと言ったトラブルにあい、自分ではどうする事もできなくなり、更新を控えた事を思い出します。
新たに制作して頂いたブログ形式のホームページ、まだ完全に整理化は出来ておりませんが、見やすくなったとの評判を受けておりますので、更に魅力あるホームページにする為にも、時間を使ってテコ入れをしていきたいと考えております。
そこで、今回は施工車両の紹介ではありません。
カービューティープロでリリースしているボディー用のコーティング剤は新旧含めて11種類。多いですね〜〜
全部が均等に売れているの?と思う程に多い!
では、カービューティープロの施工店がこの11種類を全て取り扱っているのか? これは私自身疑問ですっっw
その辺のご説明を始めにしましょう。
コーティング剤、一言で塗装に塗る為の液剤ですね〜。ではその塗装との適合性はどうなんでしょうね〜。
そして、主流であるガラスコーティングに対して、一世代前のフッ素コート、ケイ素系ガラス繊維コートの存在はどうなんでしょう。
ドライな表現をしてしまえば、整えた塗装面に塗布するコーティング剤、これは何だって良い訳なんです。
最終的には外敵からどの程度の保護力があるか!そこが耐久性になる訳ですから、施工店目線からみると適材適所なコーティング剤をチョイスするのがベストです。
続いて塗装との適合性と言うテーマです。新車時の塗装、経年車の塗装、輸入車と国産車の塗装の違い、鈑金修理でリペイントされた時のオリジナル塗装との違い、これらは当たり前な話しで全くの別物です。ボディーカラー別でもそれぞれ異なる特性を持っています。
新車時の塗装はピュアですね〜。経年車は紫外線等の影響で疲れてます。国産車の塗装は全般的に柔らかめです。
コーティング剤が全ての塗装に適合されているかと言うと・・・実はそうではないんです。
コーティング剤にも主剤を撹拌させる為に溶剤が含まれています。その溶剤は結構くせ者で塗装を選ぶんですよ!
ここでようやく取り扱うコーティング剤の説明になります(前置きが長くてすいません)
基本的はパターンは、超撥水/低撥水/親水の3パターン。それ以外にはありません!
これまでの経験の中で、どの塗装にもオールマイティーではないけども、適合される当店のメインコーティング剤をご紹介します。
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まずは、CBPベストセラーのPCX-V110 ガラスコーティング剤。当店常備在庫品
主成分はシランカップリング剤、そこにフッ素シランを配合させ、大気中の水分と反応しシリカ結晶膜を成型します。
塗装面に浸透し成型させる被膜は親水層、表面に現れるのがフッ素の滑水層、その二つの特性がバランスの良い低撥水を実現させます。
艶感、防汚性に優れたコーティング剤で、CBPの中でも一番硬いコーティング剤です。
やや溶剤が強い傾向にありますので、柔らかい塗装には不向きなコーティング剤です。
しかしながら、耐薬品性にはずば抜けた耐久力があり、メンテナンス性にも優れている当店一押しのコーティング剤です。
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そして、PCX-S7 ガラスコーティング剤。当店常備在庫品
ガラスコーティングだから硬いと言うイメージを想像されがちですが、このコーティング剤は柔らかめ。
なぜ柔らかいのか?そもそも耐擦り傷性クリアー塗装向けに開発されたコーティング剤で、ガラス質同様の組成をもつオリゴマー樹脂を使用し、さらに滑らかな光沢のある透明な薄膜ワニス構造になっています。
このコーティング剤は、塗装に対するアタック性が弱いので柔らかい塗装にも適合出来ます。
最大の特徴!洗車時の拭き上げがとても楽!滑るような拭き上げ感で、時間のかかっていた拭き上げも短縮出来ます。
そして、親水系のパターンですから、屋外保管のお車でも細かい雨シミに悩まされる心配がありません。濃色車にオススメ!
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三つ目は、PCX-S8 ガラスコーティング剤。当店常備在庫品
主成分は100%高純度シリコーン。PCX-S7と類似の成分でありながらコーティング表面に覆うメチル基が水に対して最小限の接点しか持たないように作用させた事により強い撥水力が実現されました。
光沢度もPCX-V110/PCX-S7よりも優れ、磨き上げられた車の美観を更に引き立てます。
超撥水でありながら耐擦り傷性にも優れていいるコーティング剤です。雨天時での走行シーンでは、ボディーにまとう雨水が全て吹き飛ばされる気持ち良さは格別!面白い程に飛んでいきます。
コロコロ転がる水が楽しい!そんなコーティングを求められる方には超オススメです!
PCX-S7同様に塗装に対するアタック性が弱いので、柔らかい塗装にも適しています。
ここまでが当店で扱うメインどころのコーティング剤です。
以下は普通にご紹介w
SONY DSCPRO MAXシリーズ(PX-V200/PXV250/PX-V300)2液型ガラスコーティング剤。常備在庫無し。
シラン系2液型のガラスコーティング剤で、V200が超撥水、V250が低撥水、V300が親水と3タイプを用意。
この商品のプレゼンを考えよう・・・頭ひねろう・・・う〜ん、良い言葉が思いつかないw
正直に申し上げますと、既にご紹介したメインどころの3点がある以上、このPRO MAXシリーズが当店で積極的にお勧めする事はない!そう言えてしまうんです。
なので、デメリットを申し上げます。どれも溶剤が強いタイプなので、新車すら適合に選ぶ。安定域に2〜3週間かかる。
施工者側からすると、とても心配なコーティング剤です。
施工直後は店内保管ですから良いのですが、お引き渡し後2〜3週間で安定域は、天候の影響でどう変化するか読めない訳です。
そのため、積極的にはご紹介できないコーティング剤なんです。
開業当初は、これぞガラスコーティング剤だ!と思いましたが、安心して施工出来るコーティング剤が誕生すると、自ずと消去法でこのシリーズは無くなります(笑)
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プロコーティングライン PC-52(フッ素コーティング)&PCX-500(ケイ素系ガラス繊維コーティング)常備在庫有り
一世代前のコーティング剤として、今でも存在し続けております。
PC-52は、フッ素樹脂にカルナバ蝋を配合させ艶感を向上させる撥水系コーティング剤。
PCX-500はケイ素ポリマーとフッ素ポリマーのガラス繊維状共重体にセルロース誘導体を結合させた親水系コーティング剤。
難点は、耐久性の弱いところ。およそ半年〜1年で被膜の低下が見られます。
主にインナーガレージ保管のお車には適したコーティング剤でありますが、屋外保管のお車はPCX-500がオススメ。
そして、ご自身でも日頃のお手入れでコーティングをなさる方でしたら、オススメです。
私の個人的な意見でしたらPC-52よりもPCX-500をオススメします。一言で汚れが目立たない。
半年から1年でメンテナンスコートをする前提でプロコーティングをお選びするならば、ランニングコストを考えるとガラスコーティングに軍配が上がってしまうんです。それだけ耐久性に違いがあり過ぎるに尽きます。
そしてあえて画像は上げませんが、PRO-MAX EXEもあります。が、当店では取り扱い致しておりません。
私の考えの中に、コーティング剤その物に付加価値をつけて多大な期待を求めるよりも、本来のコーティング剤は塗装を守ると言う原点の考え方にあり、当店で施工して頂いたお客様をサポートしていく事が役割であると考えています。
そのため、メインどころ3点のコーティング剤に集約しています。
一番大切なのは、コーティングを活かす為に下地作りをした塗装面をどれだけ精度の高い状態にするかが肝になります。
今朝もGSでこれからコーティングでもするのか?そんな車両がありました。テントで施工するのでしょうかね?
太陽光程、日差しの高さで見るべき物をごまかしてしまう事もあれば、化けの皮を剥がす時もある。
それだけファジーな環境で施工するのです。だから安い!ちょっと強い発言ですけど、それだけ下地作りは重要なんです。
またしてもウンチクめいた内容になってしましたが、愛車にどのコーティング剤を選ぼうか!その参考にして頂ければと思います。
最後までお読み頂きまして、誠にありがとう御座いました。
次回ウンチク掲載はフィルムについてまとめてみたいと思います(笑)

 


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