当店ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
今年の初夏からカービューティープロとIKCのコラボレーションでフィルムキャンペーンが実施されました。
使用する素材は高透明遮熱フィルム FGR-500
3Mだとピュアカット89、リンテックですとIR-90HD、IKCはFGR-500が高透明遮熱フィルム。
国内主力3社の銘柄で、共に同等の機能を有する素材です。
施工する車両はホンダ フィットハイブリット。全面へ施工致しました。
施工前測定、運助透過率 73%。
施工前測定、フロント透過率79%
国産車の場合、運助ガラスがUVカットガラスになっているため透過率は低めです。
この73%という数値も、測定器とそのリセット方法によっては3%の差が生じることもあり
下限値では70%という判断もされる事もあります。
(厳密に70%のガラスって保安基準ギリギリであり、ガラスメーカーもその数値に合わせて製造することは難しいでしょうから多少のアドバンテージをもたせた状態で完成品となります。よって仮に70%と言う数値は必ずしも正しい数値とは限りません)
今年のフィルム需要は昨年よりも盛り上げたい!そんな一心で施工も力を入れました。
施工スピードも昨年より力まず、よりスピーディーになっていました。
フロントガラスも綺麗に仕上がりました。
施工後透過率 運助71%
施工後透過率 フロント78%
ダウン率1~2%は想定内。(ちなみに3Mのピュアカットは3%のダウン率です)
高透明遮熱フィルムの赤外線カット率、近赤外線は90%カットしています。
実際の赤外線波長帯を考えた場合、実測とするとおよそ70%といったところが正解でしょうかね。
晴天の日、フィルムを貼っていても暑さを感じる事があります。
その波長帯がカットしてはいけない部分。
正確には公表されていませんが、赤外線取り締まり機の波長帯であるようです。
70%のカットであっても貼ったほうが良い理由。
体感でおよそ5度の差があるからとでも申しておきましょう。
実際の体感に至っては個人差があります。
それでも、ドアを開けた時、その熱波が軽減されているのを実感すると効果がわかるはずです。
特に排気量の小さなコンパクトカーはエアコンが効かないと聞きます。
フィルム施工、いろんなリスクもあります。
施工できない車もあります。
暑さを軽減するための投資としては高価に感じるかもしれませんが、
快適な車内を考えた場合、熱中症対策と言うテーマで検討されるのが適切でしょう。
フィットのオーナー様も仕上がり具合にご満足いただき、普段の足としても暑さから解放されたかと思います。
オーナー様から塗装の状態も見て欲しいとの事でしたので確認致しました。
水平面は柚肌でした。
ホンダ車は特になりやすく、これでもまだイオンデポジットになっていませんから程度は良いでしょう。
必ずしもフラットな塗装が良いとは限りません。
柔らかい塗装にガラスコーティングは不向き・・・最近それを感じてお客様にご説明しています。
フィットオーナー様、当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。