メルセデスベンツ 190D(W201) リフレッシュ計画

メルセデスベンツ 190D(W201) リフレッシュ計画

当店ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

西東京 カービューティープロ115のヨシノです。

久々の更新。ようやく一息つきブログ原稿に頭を使う時間ができました。

しかし先週15日から予定していたスケジュールは雨により全てリスケ。

そして夏季休暇に突入。本来ならば4日間のお休みだったのですが結局15日からお休みモードでしたw

だからと言ってリスケだから何もしていないか?と言ったらそうではなく、

偶然にもそのタイミングで、いずれスケジュールを組まなくてはいけない車両を終わらすことができたので

結果はオーライでした。

そして今も台風10号がカンバックして、さらに規模を増して本州接近とか・・・・勘弁してくださいw

台風の合間、8月19日は、1ヶ月以上前から予定していた「ラー飯能で爆走楽しむ会」を実行することができました。

実に恵まれた天気!朝から晴天!しかもあっつい程の天気!

予定の合うメンバー(お客様)との集い、今年も楽しめましたので、これは後ほどレポートします。

さて、今回はネオクラシック。Mercedes Benz 190D(w201)のリフレッシュ計画。

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まず一本の電話から始まり、さすがに年式的にも見なくては判断できない車両。

ご都合良い時にご来店いただきまして、施工のご希望内容をヒヤリング。

お車の状態を見て、施工料金も何をどこまで行うかで積算させていただきました。

施工内容)

●車内ルームクリーニング・・ルーフライニングを除く

●ホイール脱着洗浄

●フィルム全ガラス施工

●ボディーコーティング

ある意味フルコースです。

この年代のMercedesを乗り続ける理由はただ一つ。この形が好きだからに尽きるでしょう。

この時代のドイツ車は、過剰品質の時代とも呼ばれていました。

車が好きな人にとって、近代的なテイストを好まない方もいらしゃいます。

古き良きという言葉がそのまま当てはまる190D、まずはルームクリーニングから。

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まずはバキュームを徹底的に行いまして、

ドライで吸い込める塵は全て除去!

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リアシート、またはその周辺にはダニがいるような話を伺いましたので、集中的にクリーニング。

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ルーフライニングは、素材が塩ビでしたので、優しくクリーニング。

ダッシュボードはぎっちり艶出し剤が塗られておりましたので、これも除去。

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艶出し剤を塗ってはいけないと言わないんですけどね。

ただ綺麗に見せるだけの艶出しって、結構危ないんです。

ダッシュボードは乱反射しますから、フロントガラスが醜くなる。

艶出しの種類によっては、素材劣化のスピードが速くなる。

正直あまりメリットはないんですよ~

なので、当店でも仕上げの際、艶出し剤はご希望がない限り塗りません。

そしてクリーニングの結果は

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年式相応だと思います。車は動きます。そして外気も入ります。

積もった汚れを取り除くだけで、座った時の感触が違いますから、

車とはいえど、ある程度年数が経過したら、ルームクリーニングは必要とです。

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続いてはフィルム施工。

リアガラスにはリンテック プレミアムシリーズHCD-10G、フロント3面にはリンテックIR-90HDを施工。

ただ、リアガラスの熱線。銅のサビが。。。。この洗浄が大変でした。

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運助透過率 施工前75% 施工後 助手席73% 運転席74%

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フロントガラス 施工前79% 施工後78%

施工後に幾つかの疑問が、、、なぜか不思議な傷がある。。。

施工ツールでフィルムに傷が入るケースもあります(下準備を常にしないといけないと反省)

でも、今回の施工では、私自身の手の動きとは異なる傷の入り方。これが疑問でした。

ガラスに傷が入っているのか、、、それとも私が入れてしまったのか、、、

いずれにしても、一部埃が噛んでしまっていたため、貼り替えをすることにいたしました。

高年式車の場合、これまでにどんな手入れがなされてきたかは不明です。

場合によっては適切な処置をされなかったがために、無駄に傷が入っている可能性もある。

それが高年式車のリスクでもあります。

続きまして、ホイール洗浄。脱着をしてタイヤハウス内も洗浄します。

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覗き込むと、現代の作り方とは骨格面からして違う。シンプルな作りの中に丈夫さを感じました。

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一番手を焼いたのがダストの洗浄。ダスト膜が焼き付き剥離しない。。。

剥離分解するために複合技を使うが、細かいダストは爪の間に入り込み、それが数日落ちませんでした(汗)

そこまでしないとブレーキダストって落ちないんですよ~

こまめに手入れするのが固着を防ぐコツです。

続きましてボディー

どこがオリジナル塗装か、見た目ではわかりません。

この年式ともなると、各所リペイントされています。

今回はお客様から、トランクリッドはリペイントです。とアナウンスがありましたので、

とりあえずボンネットをテスト磨きとして手を入れてみました。

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磨きによる手応えはあります。この時までは。。。後に忘れていたある事を思い出す。

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ルーフに至っては、磨きが入った痕跡もあります。

中途半端なため、磨き傷として残っていました。

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そして完成。深すぎる傷、イオンデポジットは追わずに美観を取り戻します。

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コーティングは、塗装がどの程度耐えうる状態であるか、不明な点が多かったので

あえてガラスコーティングにはせず、PCX-500のケイ素系ガラス繊維コーティング(親水タイプ)にいたしました。

車の状態に応じてご提案するのもプロの仕事です。なんでもかんでも最高を提供してはトラブルになります。

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この後、ボンネットの塗装に過去のシミが再発したとの連絡がありました。

そこで思い出したのが、この年式の塗装、クラックが入りやすくなっていることを思い出しました。

後日お立ち寄りいただいた際に確認すると、クラックではありませんでしたが、それに近しいシミ。

ボンネットがオリジナル塗装だとすると、劣化進行は表面を整えても続いて、即再発した現象と見受けられました。

この場合、磨きを入れても再び発生してしまいます。

最終的にはボンネットをリペイントする以外方法はありません。

このモデルの高年式ゆえの宿命な部分です。

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前後ホイールは再び綺麗にリフレッシュ

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リペイントのトランクリッド、サイドパネルも綺麗に

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完全乾燥後のシート

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サイドサポートの汚れも綺麗に

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リアシートも同様にリフレッシュ。

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加えて除菌も行いました。

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リアのエンブレムは要望により撤去。テールはスッキリ仕上げ完成です。

ネオクラシックの領域に入る車両、クリーニングと言っても、完全新車のようには戻せません。

ある程度で止める。それも素材をいたわる施工方法。

今回は、ある場所をやり過ぎてしまったため、その部位は責任を持って交換することにいたいしました。

現在手配中です。もうしばらくお待ちください。

入荷しましたら、ご連絡いたします。

Mercedes Benz 190D フル施工な作業を行いました。

全てにおいてリフレッシュするには、やはり交換した方が良いパーツもちらほら。

でも、この時代のクルマ作りは、今のようなアッセンブリーという考え方がなく、

細部における細かい技術が、当時の先端を導入していたのかな?と思う部分もあり良い経験となりました。

過剰品質と言われる時代の車種、言われれば納得の1台です。

新しいものを追い続けるのも楽しみ方です。

古いものを大切にするのも乗り方です。

古い車の場合、電装系の劣化も懸念されますので、十分ご注意ください。

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

<<9月営業スケジュール>>

下記の日程は通常の営業時間よりも早く閉めさせていただきます。

9月6日、8日、9日、27日(17時で営業終了)

9月26日(臨時休業いたします)

当店では年間通してキャンペーンを行っています。

愛車をもう一度綺麗にされたい方、是非ともお問い合わせ下さい。

下記URLを是非ご覧ください。

http://www.cbp115.com/campaign/

ご利用、心よりお待ちしております。

皆様の大切なお車を、1台1台丁寧な作業と仕上げを心がけております。

 

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(Car Beauty Pro 115   カービューティープロ 115)

 


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