当店ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
西東京のディテーリングショップ カービューティープロ115のヨシノです。
今回は、お客様への今後のお手入れ方法についてお伝えするためのご報告です。
昨年2月のご登録、1年が経過し12ヶ月点検で新車時よりも美観が衰えたのか、樹液と思われる異物の除去も含めて、メンテナンス洗車が良いか、メンテナンスコートが良いか、そのジャッジを託されました。
施工前日、2月4日に現車を確認。表面は汚れていましたが、見るからにカルキによるシミでお困りであると判断できました。
お車を見ますと、直接お客様との面識はなくても日頃どのような時間帯で、どのように洗車をされているかがわかります。
ここ周辺でも洗車をする場所もなくなってしまいました。
そして、ご自宅で洗車をするにしても、水道水に含まれる塩素は、容赦なくカルキとしてその痕跡を残します。
私も自宅で洗車をすれば間違いなくカルキとの戦いになっていたでしょう。
当店ではフィルターでカルキを取り除いていますので、少々放置してもシミにはなりません。
さて、洗車をする時間について考えてみましょう。
皆さん何時頃洗車をしますか?陽の高い時間ですか?
季節に限らず、陽が低い時に洗車をするのが理想です。
陽の高い時に水を使えば、直射日光を浴びる時間帯では、この時期でも湯気が出るほどたちまち乾燥していきます。
そして残るのはカルキ、洗車は乾燥との戦いです。
乾燥する時間を引き延ばすには、明け方、もしくは夕方、または日陰です。
なるべく直射日光を避けるのが上手な洗車方法となります。
今回のC200、まずは鉄粉除去から始まり、続いてカルキ除去洗浄、細部洗浄と汚れの目立つ場所を入念に処理いたしました。
2枚の画像、手前の水が切れているパネルはカルキクリーニング済み。
奥は普通に洗車をした状態で、撥水はしても水切れが非常に悪くなってる状態です。
この水切れが悪い状態、これが水の動きを邪魔してしまい、更にはイオンデポジットの発生につながります。
手前のカルキクリーニングをした要領で奥パネル、右側面もすべて処置いたします。
そして仕上げはメンテナンス剤を塗布。撥水剤を補うことで水の動きを良くします。
その差は画像で比較してみて下さい。
メンテナンス洗車だけでも同様に綺麗になりますが、再びシミが出来やすくなってしまいます。
汚れやカルキをキャッチしやすくなってしまうんです。
低下したコーティング膜を補充するためにメンテナンスコートを施し、汚れとカルキのキャッチを防ぐ工夫を致しました。
塗装表面もすべすべになりますので、肌触りの感触も良いと思います。
<今後のお手入れ方法>
ただの水洗いだけは避けて下さい。
必ずシャンプー洗車をして下さい。
直射日光が当たる面は最後に洗浄して下さい。
洗車の手順、塗装がブラックですから、車を4分の1に区分けし、なるべく手の入れない場所へ水はかけないようにします。
フロントに直射日光が当たる場合
1)トランク/リアフェンダー回り、左側面リアドアと右側面リアドアまでをすすぎ、そして洗浄
→軽く拭き上げをしておきます。
2)ルーフ、後席ガラス、リアガラス、フロントガラスを洗浄、十分すすぎます。
→ガラス、ルーフ、後席からリア周りまで全て拭き上げます。
3)左右フロントドア、フロント周りをすすぎ、そして洗浄、十分すすぎます。
→ボンネット/フロントバンパーから拭き上げ、左右フェンダー、左右ドアと拭き上げて最後にガラスを仕上げます。
炎天下の中で洗車をした場合、熱を溜め込んだパネルは瞬時にシミとなりますからおやめ下さい。
一連の作業により新車時の光沢を取り戻しました。
コーティングメンテナンスも、堆積物を取り除いた上で処置を致しましたので、効果も半年は維持されるかと思います。
仕上げたその日を100%とすると、徐々に低下していき、撥水も弱くなりますので、そのタイミングで再びメンテナンスでディーラー様へご依頼頂ければと思います。
ブラックはお手入れがとても大変です。細部洗浄をするだけでも美観は良くなります。
無理な放水は避け、時間はかかるかもしれませんが、丁寧なお手入れをして下さい。
ご利用誠にありがとうございました。
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