カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今回アップする車両、AUDI Q5新車施工、カービューティープロTACKさんとのジョイント施工にて行わせていただきました。
平日ご入庫の場合、だいたい夜お仕事帰りの時間帯でご来店いただいております。
画像はご入庫翌日、朝一洗車を終えるタイミングでTACKさんも到着。
ちょっと雑談が長かったせいで時間が押してしまいました。
施工メニューは
●新車ガラスコーティング PRO MAX PX-V300施工
●リア5面 シルフィード SC7020施工
いつもの流れと違う。そこにはPROが二人いる。
その環境の中で一番の変化は一つの作業スピードが、おそらく3倍になっている。
二人だから2倍ではないんです。 3倍のスピードになって作業が進みました。
本来だとフィルムの作業を済ませてからボディーの段取り。
午前中が洗車の時間に充てましたので午後からどこまで進むか不安だったのですが
作業時間が想定の半分以下で済み、コーティングまでを完了することができました。
これが二人本気出した時の作業スピードだとして、二人ダッグで組んだらどうなるの?
ある意味で夢が見えたのは言うまでもありません。
お車の状態、最近のドイツ車、結構綺麗な状態なんです。
それは裏を返すと何も見ていないに近い状態。
メーカーでも。ディーラーでも。チェックマンがいないのかな?と思うほど状態が良い。
いやいや、ブツ噛みの状態でスルーしたら欠点検出していないってこと。それが品質なのかな?そう思います。
ブツ噛みを除去するための加修、それだけ人の目で見ている証といえるところ
きっと人件費削減なんでしょうね~。
Q5は加修は無かったのですがボンネットに深い長いスクラッチが入っていました。
当店で使用している照明、シャッターを閉めて行いますので太陽光下で見逃すスクラッチ類も探せます。
それを探したのはTACKさん。
さすがベテランです。
その傷も全て取り除けば皆無になりますが、新車でいきなりかなり塗膜を削る。
完全になくすと言うのは、ある意味リスクでもあります。
そのため目立たない程度までの処置をお願いしました。
脱脂後の乾燥時間、それだけが二人の力をしても自然には立ち向かえないところ。
乾燥することの重要性、今回TACKさんにもお伝えしました。
早めにコーティングを済ますこともできます。
ですが、大気中の水分と脱水還元して結晶化する被膜に対し、
塗装内部に保湿した水分量がもたらす影響、当店はここを重要視したい。
コーティングがしっかり塗装に定着するためにも、邪魔なものがあってはならないと思うんです。
ですから乾燥だけはしっかりと行います。
そのあとからが早い。
コーティングもPX-V300は塗布後に十分な乾燥時間を設ける必要があるため車両全て先に塗る必要がある。
拭き上げも本拭きと仕上げ拭きを分けて行いました。
限りある時間の中で、TACKさんの時間を無駄にするわけにもいかないため段取り変更をして正解でした。
フィルムは翌日の施工としまして、翌日午前中2台の洗車を済ませてからの作業。
SC7020の施工をして乾燥。早めに終われば待機の時間となりますので十分除湿の時間に充てられます。
フィルムの濃さ、20%で濃いと思われるかもしれません。
でも車内から見た時、結構明るいんです。安全とプライバシーのバランスの取れた透過率と言えましょう。
ただ最近リアドライブレコーダーを設置する際に、ガラスに取り付ける電装屋さんがいます。
これはもう少し工夫してほしいなぁ~~と思うんです。
透明のガラスに何もしない人もいるでしょうけど、フィルム貼る人もいるんです。
ガラスに貼ったら、輪郭カットするか移設するしかないんです。
綺麗に設置することを考えたら移設のほかない。
そのため一度剥がします。当然両面テープは再利用不可となりますので当店でもう一度加工します。
再設置はフィルムには貼らずその上の内装パネルに設置。
カメラもやや下向きにして視界に支障きたさないようにしております。
ちょっとした工夫なんですけどね。
親水系の撥水パターン。
今回実験で私の愛車にも親水パターンを施しました。
全体的にじわっと引く水の動き、気がつくと何も残っていない。不思議なんです。
個人的にはバンバン弾くほうが好きなのですが、この親水パターン、はまるとパーフェクトに思えるんでしょうね~
最近私自身親水に洗脳されつつありますw
水の接触角が立たない分乾燥も早い気がしますね。その辺を十分検証していきたいと思います。
ウィンドガラスに至っても、新車では油膜除去+フッ素コート。
今年は大変好評でした。これは来年も引き続き続けていきたいと思います。
さて、今回のジョイント施工、時代はどんどんと変わりゆくものなので当店も何か変化をしなくてはいけない時期であることは十分感じています。
一緒にやるという夢、いつかは果たしたいと考えていますが、それまでに準備しなくてはならないことがあります。
西東京周辺にも多くのディテイリング業者が誕生しました。
あそこに行ってる、ここに行った、結構耳にします。
それらの流れをどう取り入れていくか、そこも含めてTACKさんと考えていかなくてはならず、乗り越えなければならない壁ではないかなと思っています。
来年からどのようにするか、ちょいちょい時間を作って考えていきたいと思います。