カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今回はカービューティープロTACKさんのご紹介。
この武蔵野エリアには2件のカービューティープロがあります。
かつては同じディーラーの外注業者として、技術面の統一を考え切磋琢磨していました
カービューティープロ115(西東京)とカービューティープロTACK(練馬)。
数年前に私は思うところもありディーラー仕事は切りましたが、TACKさんは現在も継続されています。
昨今の自動車販売不信、それと出入りの業者の増大などから仕事量そのものが減る傾向にあるんです。
そりゃそうですよね~全国的に売れない中、売れるディーラー探して出稼ぎに来る遠方の施工業者がいるんですから
全体パイの食いつぶし状態です。
仕事に至っても、ディーラーで進めるコーティングと言うのはもはや利鞘でしかない。これが実態です。
安く仕事をして、ユーザーには高く請求する。 どこのディーラーでもそうでしょう。
それでもパフォーマンスとしては100%コンディションで提供しなくてはならない。当たり前です。
その当たり前の事をしない業者がいる中、TACKさんはユーザーを見て仕事をしていますので仕上がりはパーフェクトです。
作業される環境が自宅ガレージという事もあり、正直目立ちにくいですが、ある意味それもメリットではないかと思います。
セキュリティー面で、目と鼻の先に愛車がある環境で仕事をされると言うのは最大のメリットです。
私が今回TACKさんをここまでご紹介するに至ったか!
それは一般ユーザー様の依頼が増えればと思ったからです。
ここまでコーティングが一般化してきた中で、次に何をすべきかと考えると、身近な専門店的存在だと思います。
地域密着が大切であり、特に練馬区近辺、西武新宿線沿線のユーザー様、施工を考える際は是非ともご相談してみてください。
仕事の仕上がりは、立派な店構えなどではなく、ノウハウです。
https://blog.goo.ne.jp/cbp-tack ← カービューティープロTACKさんのブログです。
https://www.cbp-tack.jp/profile.html ←カービューティープロTACKさんのHPです。
このブログをご覧下さったで、上石神井周辺、杉並区、武蔵野市の方。
愛車のリフレッシュをご検討の方、是非ともお問い合わせしてみてください。
よろしくお願いいたします。
さて、今回はトヨタ ランドクルーザー100。
この車、2002年から4年間乗ってました。
初めはディーゼル、8ナンバーキャンピング仕様にして、税金、車検対策とか言いながら
1度もキャンプしませんでしたし、排ガス規制で2年で手放す羽目に・・・
その次はガソリン、これも8ナンバー仕様にして、税金、車検対策とか言いながら
1度もキャンプしませんでしたが、RV熱が冷めて地上を這い蹲ろうと思い方向転換。
それでも大切にして思い入れある車でもあったため、同じ車種が来た時は当時の記憶が蘇りました。
そんな通称L/C100、全体的にリフレッシュ施工を行います。
ご依頼は
モデルは後期型なのですが、この年式ともなると汚れ方にお疲れ感が出てきます。
特にエンジンルームの荒れ方、無駄に艶出しを吹いた跡が見受けられます。
レザーシート、古い年式になると、現行車両とは異なりシート全体に本革を使用するなど、いかにコストが掛かっていたかを感じます。
本革の汚れ方は、表皮もさることながら、一番汚れる場所はシボです。
シボに汚れが詰まり、表皮全体が摩擦で黒ずみ、そして全体的にくたびれた感を印象付けます。
本革シートは、通常のシートとは異なり呼吸をします。
人間が息を吸うような呼吸とは異なり、皮革特有の湿度の呼吸です。
しなやかな皮ですと、その運動は盛んで、皮の油分も十分に満たされているので柔らかさも保たれます。
しかし、経年で水分は放出し、油分も硬化していくため皮自体に硬さが出てきてしまいます。
そこに人間が座りますので表面の塗装も割れて割れていってしまうんです。
そうならないためにも、定期的に皮のクリーニングが必要です。
そして完成。
現代の車こそ外観の繋ぎ目なども少なく汚れ方も軽度で済みますが、L/C100ともなると構成パーツの多さから細部へ汚れが詰まるとそれが美観低下になります。
2004年式後期の車には見えないほどに綺麗になりました。
外的カルシウム化した汚れについては除去が可能。
そして塗装研磨により酸化黄変した塗装も綺麗な発色を取り戻しました。
しかしレンズのゴミが目立つなぁ〜
構成パーツの細部を綺麗にするだけでも見違えるほどの仕上がりになっていくわけですが、
この作業を怠れば、素人でもどこが綺麗になったんだ?と思えてしまう。そのくらい重要な仕事です。
これを怠るコーティング業者が居るのも事実。
施工を検討されている方は、そこを重要視してみてください。
運転席ステップ、踏み台にしすぎて塗装の欠損がありました。
幸いパールホワイトのラッピングフィルムがありましたのでそれを代用。
どこが塗装でどこがラッピングなのか、画像からではわかりません。
そしてガラス!15年も前の車、そして適切な処置をしてこなかった車なのに、なぜここまでガラスが綺麗になるのか!
新車でもあるような水垢、そこに撥水コートしてコーティングしましたって言う仕上げを毎度見ます。
塗装面を磨きもせずにコーティングしましたって車、ほんと余計な作業するなって思います。
これをご覧頂いております方々も、コーティングを買うのか?技術と仕上がりを買うのか?よ~~く考えてください。
ホイールに至っても、過去の業者が強酸にてクリーニングをした結果、酸化したシミが無数に発生していました。
コーティングの効果は定着をしないためあまり期待できませんが、リムの磨きに加えてコーティング。
深入りむはここが一番の顔になりますからね。少しでも綺麗であってほしい。
シボの汚れを除去(あまりしつこくすると塗料が落ちてしまうのでほどほどに)
乾燥しきる前に保湿剤を十分に塗布。馴染ませます。
これを行うことでこれまで硬かった皮も柔らかくなっていきます。
ただ、今回使用した保湿剤、動物由来の成分が使用できなくなった為なのか、現在ある分で終了となってしまいます。残念・・・
市販の物でもレザークリーニングと称した商品がありますが、くれぐれもご注意ください。シリコーン系のクリーニング剤はすぐに汚れます。すぐにテカります。汚れを呼び寄せる傾向にありますのでご使用は控えてください。
当時L/C100のボディーにオーバーフェンダーを取り付けてローダウンさせるのが流行りました。
(80はリフトアップ・ボディーリフトするのが流行りました)
このL/C100でRVブームが終わったかな?その時流行りだしていたハリアー時代が変わったのは言うまでもありません。
それでもこのクルマが乗りたい!そう思えるって素敵だと思います。
細部にも十分こだわりを入れて落とせる汚れは全て除去致しました。
当時を思い出しながら、とても有意義な施工をさせて頂きました。
これからも大切にご愛用していってください。
ご利用誠にありがとうございました。