当店ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
カービューティープロ115のヨシノです。
11月も後半戦突入。
ここまでくると年末まで一気に加速していく感じです。
今年度も事務処理が全く手付かずな状態なため、どこか暇な時見つけて
確定申告の準備を早めに済ませないといけない。
そして来年こそは毎月事務処理が完結できる環境を整えないとならないと考えています。
そして、このカービューティープロ115 航海日誌を楽しみにご覧くださっている方のためにも
カーケアをする上で有力な情報を発信できるよう工夫していきたいと思います。
それでは、今回は SUBARU WRX S4
こちらのオーナー様は以前フォレスターの新車でご利用くださった方で
今回は新車を購入され、再びご依頼を頂きました。
毎度のことながら、パールホワイトなので変化は撮影しにくい
そのため結果の状態のみ撮影するケースもございます。
ただ結果だけではありません。
目立たないからこそ、店内を暗くして粗探し。
何かあると疑って見ますので、あれば必ず撮影しておきます。
ボンネット左隅の方に一箇所。
たった一箇所ですからね~。メーカー設備のレベルの高さが伺えます。
過去にXVでは埃が噛んだ状態で塗装されていたり、塗装の割れがあったりと
目視でチェックしてもわかるだろう~レベルな欠点が、各セクションを通り抜け納車されていたケースを見ています。
結構車両チェックもいい加減なものです。
磨きの観点から見ると、こう言う一点の欠点が、オーナー様は気がつかないだろう~~~
ではなく、オーナー様が気がついたら!!!その観点で管理しなくてはならないのです。
仕上げたお車、その場限り綺麗な状態であれば良いのはモーターショーの展示施工。
普段乗るお車であれば、その塗装との相性の良いコーティング剤を選択アドバイスするのもプロの仕事。
過去経のWRX STiでは軽量化塗装のため触れるだけでスクラッチの入る
なんて経験もしました。
その経験から、WRXのコンセプトはホモロゲに近いものがあるのか?と言う先入観になり、
今回のお車も、オーナー様はガラスコーティングをご希望されていましたが、あえてポリマーにて提案させて頂きました。
施工の結果ではガラスコーティングでも良かったかもしれません。
最近思うのが、ガラスコーティングを過大評価しすぎる方が多いかな?と感じるようになりました。
その理由には、長期間の持続性と耐久性を強調する点。これは確かに正論です。
しかし、弱点もあります。
無機質なガラスコーティングの表面、撥水性はあっても滑り性が劣る。
そのため汚れを定着しやすい傾向にあり、それが結晶化して水の動きを止める。
さらに動きが悪くなった塗装面にイオンデポジットを残すようになる。
このイオンデポジットの発生原因につながるものを根絶すれば美観は継続するのではないか?
そんなことを考えるようになってきました。
そう考えますとポリマー系で水を弾かないようにすれば状態はキープできる。
さらに、スパンは短いですが定期的にメンテナンスを入れていただければプロ目線での状態キープも可能。
このポリマーの長所を最大限に引き出して上げさえすれば、これまでガラスコーティングが一番だと言う発想も見直される可能性もある。
オーナー様とのヒアリングで、用途に合わせたプレゼンができることが私の役目かなと考えるようになりました。
そのため今回のWRX S4のオーナー様にも、ポリマー系でご提案。
休日のみのご利用ということでPCX-500親水系にて仕上げさせて頂きました。
ご自身で行うメンテナンスも、今では簡単なアイテムが出始めました。
洗車後に濡れた状態で拭き上げて艶感向上!市販品でも売られているものがあります。
そういった商品は、当初否定的でしたが、カービューティープロでも同じようなメンテナンス商品が発売され、試しにそれを使用して見たところ、なかなかのお手軽感で良い感触であることを実感しました。
ちなみにその商品名
撥水系 → ウォーダーアドバンス
低撥水系 → ウォーターヴェール
と言う商品です。近いうちにその使用実例をブログでご紹介します。
このような洗車後に吹き上げるアイテムでメンテナンスを済ませると言う方法もあるので、メンテナンス方法も簡単になるであろうと思います。
ポリマー系の短所を補う方法であれば、新車のみならず経年車でも有効な手立てになるでしょう。
最後に、スバル車でチェックしておかなくてはいけないところ! アイサイト!
最新のアイサイトは3Dカメラ!それまではルームミラーの左右で障害物などを監視するシステムでしたが、
今ではルームミラーの前にもカメラが付き、3つの目で前方を監視するシステムになったようです。
システムが進化することで、事故そのものが減っています。
しかし、そのシステムの影響で運転者の注意意識が衰えている点も話題となっています。
安全装備は歩行者を守るために存在するシステムであれば良いのですが、
運転者の技量を助けるシステムである以上、過剰意識が進化するようにも思えてなりません。
車選び、今後はこのシステムが車の優劣で判断されるように感じます。