当店ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
カービューティープロ115のヨシノです。
寒くなってきました~~。今週はお正月並みの寒さと言うことで、左足の冷え性が徐々に深刻化していきそうです。
ちょっと体調を壊し気味な今、今以上に悪化しないように予防しつつ鍋で体温めて体力つけようと思いますw
前置き短めにしまして、Mercedes Benz GLA250です。
まずはエピソードから
3面前新車で購入、新車施工で私も聞いたことがある棒施工業者にて施工。
ドア内ドレンの油抜きがしていなかったり、加修跡が整えられていなかったり
仕上がりも含めユーザー様はご満足されずディーラーにクレームを入れたそうなのです。
それもそのはず。およそ10万近く新車施工で費用かけて仕上がりが悪いとあってはクレームは普通の事。
ましてや車好きの方でしたら尚更そこは神経質になるところです。
もちろんディーラーでは業者を変えて再施工。
その費用はディーラー負担なのでしょうけど、果たしていくらだったのか・・・
この場合、泣くのは業者の方です。
そこで交通整理。
1)新車施工で行った施工業者の仕上がりはNG
2)クレームにて再施工しても、安価で再施工したので100%パフォーマンスではない
結果、ユーザー様は納得いかずです。
そして車検を迎え、再施工を考えた時に、もうディーラーを信用はしませんよね。
ご自宅周辺で探し、最も信頼できるところを調べた結果、当店にたどり着いたわけです。
ご入庫前に状態把握のため一度ご来店いただきましてヒヤリング。
今抱えている問題点、そしてどのようにされたいか。
保管状況、ご利用状況、お手入れの状況など伺った結果、
GLA250オーナー様にはガラスコーティングは不向きなのではないかな?と思えてきたんです。
ポリマー系の良い点。
ご自身でちょいちょい市販のメンテナンス剤でお手入れできる。
部分的にきになるところがあれば、研磨、傷埋めなどで小面積から対応できる。
効果は短いが、確実雨染み対策には効率的。
この辺を具体的にプレゼンした結果、オーナー様はびっくりした表情。
もちろんディーラーなどではこんな話しません。知りませんから。
ブラウンのメタリック、あまり傷も入っていなかったように見えて
結構入っていたんです。そして雨染みも発生していました。
傷、シミ、固着物、などなど、塗装表面が荒れることで塗装の艶は引けていきます。
愛車を綺麗に長く乗りたい!そう思うからこそコストをかけるわけです。
それに見合う仕事をしてご満足頂けないのはプロの仕事ではありません。
仕上げはPCX-500の親水系にて仕上げ。
お引き渡し時は夜でしたが、お越しになられた時の表情はこれまで見ることのなかった美しさ。
ここまで綺麗になるとは想定していなかったようです。
ホイールに至っても、リム内側、スポーク内側の鉄粉まで除去。
可能なかぎり汚れは取り除きました。
手で触ってもザラつかず汚れの付かないホイールにもびっくりされていました。
ヘッドライトも綺麗に、そしてドアエッジにはブラッシュドブラックのラッピングにて処理。
(こちらはオーナー様希望にて貼りました)
残念だったのがルーフトップの樹脂パネル部分。
表面のクリアー層にクラックが入ってしまっていたので、ここはどうすることもできませんでした。
Mercedes Benz にはこの症状結構ありますね~
左助手席下部の凹み、ここもデントのご相談をいただいていましたが
まさか内部構造がリベット打ちされているなど知らず、鈑金するしかないそうなので
デントリペアは断念となりました。
各メーカーによって構造は様々ですね~~
愛車に対する思い入れは、車のグレードとかで判断するものではなく
そのお車をどれだけ大切にしているかのオーナー様の気持ちなのです。
今回の仕上がり、GLA250のオーナー様もとてもご満足いただけることができました。
ガラスコーティングが完璧なのではありません。
ことの仕事は下地処理をどれだけしっかりやるかで仕上がりが決まってきます。
そしてヒヤリング次第でポリマーも有力なアイテムにもなります。
直接お話を伺い、ご希望に添える施工ができるのが当店の強みと言えるでしょう。
GLA250のオーナー様、当店をお選びいただき、そしてご利用いただきまして誠にありがとうございました。