カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
マスクのある生活が普通になり1年が経ちました。
緊急事態宣言は昨年こそ越境禁止となり、そのフラストレーション爆発で奥多摩が大混雑したこともありました。
規制強化されると誰しも縛りに対してストレスとなります。
バイクは個人なので感染リスクは低いと思われていますが、一度事故でも起こせば医療現場でお世話になります。
車も同様ですが、現時点で越境規制はされていなくても、万が一の事を考えると、あまり遠出はするべではないですね。
旅に出たいですけど、それも状況を見た上で判断したいと思います。
さて、今回はAUDI A5スポーツバック
過去に施工したお客様からご紹介を頂きましてご入庫となりました。

お車は極めて綺麗な状態でご納車されたようですが、全体的にリフレッシュするため欲張りプランを選択頂きました。
ここからは経年車あるあるをお伝えいたします。

新車ならホイールは綺麗です。中古車、経年車の場合は使用痕としてダストの固着が見られます。
上の画像は洗う前。洗っても1週間経過するとこんな状態になってしまいますよね?

洗うとこんな状態。表面的な汚れは落ちても、焼きついたダストは落ちませんね。
ここでやるのがヘラとかワイヤーブラシなどでゴシゴシしてしまうパターン。
傷を深く入れるだけで、さらにもご自身の心にも傷が。。。やっちまった~と後悔するでしょう。
当店ではケミカルだけでこれらホイールの固着物を除去いたしますので必要外の傷は入りません。

そして完成。
丁寧に磨き上げてシルバーのボディーもくすみなく、映り込むライトの輪郭もくっきり見えるようになります。

もともとスクラッチもそんなに多くありませんでした。
おそらく納車前に磨きが入っていたのかも知れませんね。
新車でも傷だらけの車があります。
経年車は使用痕による傷、展示中の洗車による傷等が入っています。
納車前にこれらを綺麗にして納めるパターンと、ユーザー様がコーティング費用を付与して納車前に仕上げるパターンとあります。
何れにしても、仕上げるからには傷の深さによりますけど研磨して綺麗な状態にまで整えるのが磨きの仕事。
研磨できていなかったり、自らの研磨痕を残していたり、それらを発見すると残念な気持ちになります。
仕上げるからには、引き渡して喜ばれる顔を私は見たい。そのためにも気持ちを込めて磨きます。

ホイールに至ってもご覧の通りです。
触ってもざらつかないレベルにまでダスト類を除去いたします。



シルバーのボディカラー、普通に見る分にはその名の通りのシルバーですが
磨き上げて、映り込む光がメタルフレークの一点に集中して反射すると白っぽく見えるようになります。
これがシルバー本来の輝き。
乱反射して白くなるのではなく、グレーっぽさがなく白さが出てくると、一番無難なカラーも素敵な輝きに変身します。


A5のボンネットもプレスラインの少ない大きな一枚板。
綺麗に仕上げると入り込む景色がそれは綺麗に見えます。
それとフロントフェンダーから流れる直線のプレスライン。
このA5は、ここの造形美がとても美しい。
コーティングはSPGコート超撥水。
雨天での走行では、瞬く間に雨水は飛び去り汚れもセルフクリーニングで飛び散ります。
サイドの繁吹の汚れは残ってしまいますが、それも楽に落とせます。
ただ水平面、特にルーフトップは駐車中など水が止まりやすいので、雨が降ったらあまり時間をおかずに洗車していただくと汚れも固着せずに済みます。

そして欲張りプラン。
ウィンドガラスの水垢を全て除去した上でシラン系コーティング剤にて撥水処置をいたします。これまで水切れの悪かったガラスから一転、全天候で良好な視界を提供いたします。
経年車でリフレッシュをお考えの方!新車は綺麗が当たり前なんです。
今ご使用の愛車を、もう一度新車のような美しさを取り戻してみませんか?