カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今や新車はディーラーで施工されて納車される時代。
新車は誰が施工しても綺麗になりますが、あえて言いましょう!
綺麗に見えているだけです。
新車でもスクラッチを見極めて磨きを行い、コーティングをする事で塗装の表情は変わります。
今回のCX-8、常連様なのですが、いつものでお願いと一言で一通りのチェックを行い期待通りの仕上げを提供しております。
まずはフィルム施工。

フィルムの効果、紫外線99%カット、赤外線80%カット。
IKC シルフォードFGR-500の性能です。
3M、リンテック、IKCと日本の大手カーフィルムメーカーを使用しましたが
性能的にはどこも同じと解釈しています。
スペック的にどこの数値が大きいとか差がありそうにも思えますが、体感でその差など感じません。
当店では現在IKCのフィルムのみ取り扱いをしております。
そしてフィルムの需要は本当になくなったと言っても良いでしょう。
問い合わせの多かった時と比べれば、フィルムのみで承る施工の件数は月に1件あるかないか。単体施工の需要がないならばセット施工でのみ承るしかない。
現在ではフィルム単体施工のご依頼は承っておりませんが、それも苦肉の策。
ただ少なからずご相談もあるので、そこをどうするべきか今でも悩んでおります。
続いてコーティング

仕上がった画像となりますが、マツダ車は特に施工後の状態に変化が現れます。


これまた珍しい色。ディープクリスタルブルーマイカです。
濃いブルー、そしてメタルフレークが細かいのがマイカ。

スポットライトが当たると奥行きのあるカラーなんですね~
磨きをこなってもそれが目視でわかったので、それを強調できるように仕上げてみました。
そして2層コーティングのSPGコート超撥水でさらに深みアップ。
雨の日に走れば風圧だけてセルフクリーニング。
気持ち良い撥水は汚れを自然とはね退けます。




新車施工では、ウィンドの油膜除去とフッ素コートをサービスしております。
新車時に綺麗に見えるのは錯覚で、よーく見るとかなりの水垢が固着しています。
それを全て除去いたしますので、見え方も映り込みも変わります。

樹脂モールもコーティング。
可塑剤が抜けると一気に変色していきますから、それを抑制させるためにもコーティングは効果的です。

最後にホイール。
ダスト量の少ない車ならばホイールコーティングも推奨いたします。
装着状態でスポークスパんが狭いホイールですと表面のみになってしまいますが、洗いやすくなります。
最後に

車の特徴。CX-8の上級グレードになるとフロントドアは防音ガラスになっています。
そこにコストをかけたマツダは凄い!
さらに後席。
パワーシートになっているんです。
これには関心しました。
CX-8の7人乗りは主に法人様が多いらしく、それゆえに快適装備満載らしいです。
いろんな車に携わりますので、毎回新車には驚かせますしもう追いつきませんw
塗装も日進月歩で変わります。コスト削減がこんな所にも現れたかと思う時もありますが、その車が少しでも変化して綺麗に見えるよう工夫して施工をしております。
ディーラー施工が手間なく良いかもしれませんが、効果と適切なメンテナンスまでをお求めになるのであれば専門店でも施工をお勧めいたします。
さらに経年車ならば、ただ闇雲に磨くのではなく、塗装の現象を判断した上で塗装に優しい磨き方で接しますので傷めることなく美しく仕上がります。
2月からの施工枠にて承ることが可能です。