カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今回のアップはポルシェマカンのフィルム施工。
このフィルム施工については言いたいことが沢山あります。
今回はウンチク混じりになります事をお許しください。
さて、もう透明遮熱フィルムはポピュラー過ぎるアイテムとなりました。
ただ、昨今の真夏ではこの遮熱フィルム無しでは暑くて車に乗るのもしんどい。
暑さを感じる赤外線は季節問わず日差しが差し込む高さが低いほど感じます。
このへんはもうご理解されている方も多いでしょうから終わりにします。
既にフィルムは施工終了。
手順としては、フィルムをガラスの形状に合わせてシュリンクさせて、セラミックドットの輪郭にカットして、ライナーを剥がして施工液を噴霧、ガラス内側も入念に何回もクリーニング。そして貼り付け、水抜き、仕上げ。
ドアに至っても、シュリンクは有馬円が同じ手順。
至って透明なのですが、最近ディーラーさんではどんなフィルムでも貼ってある事で整備は受け付けないと姿勢に変わりつつあるようです。
これまではディーラーでもフロント3面のフィルム施工など積極的に行ってきたはずなのにどうしてでしょうね?
私が思う事はただ一つ。
以前にも書きましたが、色つきフィルムを貼った車が多くなってきた事でしょう。
保安基準では、透過率70%以上を満たしている事。 とあります。
色については透明なはず。そして純正ガラスならばグリーンガラスの状態でなくてはならない。
なのにレインボーフィルム(アルミ中蒸着フィルム)の普及によりそれらが入庫する事でディーラーさんが取得している指定工場の許可が危うくなる可能性がある。
これはディーラーさんにとっても死活問題。
ならばフィルム全般OUTにすれば良い。合理的です。
今どんな車にも貼ってあるのを見かけますので規制も厳しくしなくてはならないのでしょう。
そんなに色つきが良いですか?カッコいいかもしれません。
ですが、色が付いている事で整備不良車両とみなされ、取り締まりに合えば切符も切られるでしょう。それこそ自己責任。
そのカッコよさにリスクを背負う必要性ってありますかね?
私は馬鹿正直なので、お客様にリスクを背負わせる施工はいたしません。
透明遮熱は、施工してあっても目立ちません。
目立たなくても紫外線は99%カットします。赤外線も80%カットします。
目立たなくても機能的に車内の環境を整えてます。
ドライブレコーダーマウントも綺麗に交わしてカット。それでも目立ちません。
フィルムアンテナも輪郭カット、剥がしてもフィルムアンテナを剥がす必要もなく済みます。
フィルム施工に至りましては、くれぐれもディーラーさんに施工して良いか確認してみてください。入庫拒否されるくらいならば貼らない方が良いでしょう。
暑さ対策がまだ施されてなく、ディーラーさんにも通われていない方で施工をお考えの方、是非とも安全安心な透明遮熱フィルムの施工をお勧めいたします。
一番懸念するのは、今後の保安基準がより厳しくなり、フロント3面にフィルム施工すらNGになる事です。
そうならない事を願うばかりです。