こんにちは。Car Beauty Pro 115のヨシノです。
当店で取り扱うカーフィルムは3M。 現在は全てのグレードで赤外線カットフィルムを準備しております。
スタンダードなスモークバリエーションではIR5/IR20/IR35、 これはパンサーシリーズの新たなグレードとして登場したフィルム。 シュテルン武蔵野様からのオーダーでは、IR20/IR35が人気です。
そして最も高機能なのがクリスタリンシリーズ。赤外線カット率90%以上と言うのが魅力。クリスタリンは200超層の積層フィルムで構成され、明るさを重視したフィルムです。 今回ご入庫しましたお車は、BMW 320d(F30)。初めて触るお車です。 E90の3シリーズから全長が伸びたとBMWのセールスから伺った事がありました。 が!実際に触ってみると、形状的にだいぶ変わっているではありませんか!
まずは、全体的に大きくなった(厚みが増した?)それにリアガラスの傾斜がきつくなった。 施工者目線で見ると、ここが大きな要素であったりします。 BENZのCクラス、トランクスルーにすると結構貼りやすい形状に対し、F30をトランクスルーにしても奥が狭い。 一度触る事で、注意点が見えてきます。 今回貼るのは、クリスタリン70。オーナー様から『いかにもフィルムを貼っている感じを表現したくない』と言った意向から材料が決定致しました。視界は高いままにして、効率よく暑さを遮る事がテーマ!
クリスタリン70はブルー系。施工前に比べ青くなったのが分かりますでしょうか? 透過率が70%でありながら、フィルムの特徴として積層している効果から若干ミラー感が出ます。 クリスタリンシリーズで唯一問題だったのが、3Mマーク。クリスタリン70に限り、文字が消えないと言う問題点を抱えていました。今回の施工では、はやりその文字が同乗者にとって気になるポイントとなり、貼り替えに至る結果となりました。 後日、3Mマークが消える材料にて再施工。 オーナー様からはドアのみ貼り替えと承りましたが、私として、文字が消えない状態の箇所を残すのは中途半端な施工でお渡しするのと同じでしたので、全て貼り替えさせて頂きました。
今回の施工で、一つ見えた事があります。 高機能なフィルムであっても、製品として安定しないのであれば、今後使い続けるに当たり、相当の苦労が伴う事。 やはり今後のフィルム選定は、フィルム業界でも定評あるメーカーに変える事を検討しなくてはならない時期にきているのかもしれません。
再施工を終え、オーナー様にもマークは綺麗に消えた事をお伝えし、BMWネタで雑談。車の話は楽しいですね〜〜 ただ、これがフィルムに何事も無ければもっと楽しい話になったはずです。 この度は大変ご迷惑をおかけ致しました。 又、当店をご利用頂きまして、誠にありがとう御座いました。 フィルム選定については、今後検証した上でブログにアップしていきたいと思います。