カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
寒さ厳しく、坐骨神経痛も悪化したことでなかなかブログアップが出来ませんでした。
これまでは左脚に発症していた痛みも、今年は右脚に発症、そして痛みは今まさにピーク。。。
恐れていたこの痛みが更に強まり年内に発症するとは・・・
この痛みを緩和するために、12月19日から3連休いただくことにいたします。
今日一日何もせず、ひたすら腰回りの緩和をしていましたら、午前中冷え切っていた脚も温まりまして
今ではつま先までポカポカしています。
ただ昨日までの緊張で張り詰めた腰下の筋肉の痛みが悪化、それが背中にまで広がってきましたので
今夜はその痛みとの戦いです。加齢とともに筋力の低下、そして職業柄水仕事をしているため脚は冷え切った状態。
緩和のための休日もすぐ元どおりに戻るのかと思うと、それが恐ろしい。。。
そしてまだ冬は始まったばかり・・・毎日温めこれ以上悪化しないよう労ろうかと思います。
さて、今回はBMW MINI COOPER S。
ご来店の1週間前に突如ご連絡とご来店いただきまして、色々とディテイリング専門店を探し回った結果、コスト面と仕事の内容でバランス取れた所としてお選び頂きまして、お越しいただきました。(ちょっと長いw)
店によってはMINIで10万を軽く超えるところもあれば、20万近い設定をしているところもあります。
(その金額に対して一体何をどこま行うのか???・・・)
当店では十分お客様とヒアリングを行い、保管環境と利用状況の観点からベストな仕上げ方法をご提案しています。
そして今回お選び頂いたのは”SPGコート超撥水 欲張りプラン”
隅々チェックから隅々綺麗に仕上げていきます。
まずはダメだしチェック。
ボディーは一見艶も出ていて綺麗に見えますが!
エンジンルームもテッカテカで綺麗に見せていますが!
まずはエンジンルーム、展示用に仕上げたのか、、、油性の艶出し剤が至る所噴霧されていました。
これはナンセンス。
中古車を売るために綺麗にするのはわかります。洗ったのでしょ?
なぜ油性で噴霧する必要性あるのでしょう?長時間綺麗に見せるため?
モーターショーじゃあるまいし、これこそ適当の骨頂。
エンジンルームを見ると、その施工者がどのような仕上げ方をしたかわかります。
ホイールはJCW、タイヤサイズが合ってませんでしたけど、ここは割と綺麗な方でした。
ボディークリーニングを終え、全体的にマスキングを行い気合十分!
手を入れる箇所から確認すると、それはもう素晴らしいほどにバフ目ばかり。。。
気合入れたのでしょうね~~
ルーフがこんな状態だとホットチョコも同じ。
でもそれが仇となり、ガラスの鱗取りでは余計な事までされていました。
磨きに至ってもそうなのですが、技術的に我流でやられた方に多く見られる仕上がり。
特に屋外で作業されている方に多い仕上げ方です。
MINIの顔ともいうべきAピラー。傷だらけでした。
ここは車両確認時から把握していた場所なので、ここを見てシングルしか使っていなかったな?と判断できていました。
本来のマスキング、ここまで行います。
今回パネル接続部分にマスキングを施していませんが、
前施工者の痕跡を全て消すために、あえてこの処置をしています。
中途半端なマスキングは、目止め部分も必要以上に幅の広いマスキングで覆うため磨きムラが発生します。
イオンデポジット。いつしか気が付いた時に、水平面が鱗だらけ。。。なんだこれ?なんて思った方多いはずです。
洗車もせずにいると発生する可能性もあり、最近思ったのは寒暖差がある昼夜で発生する夜露。
これによって酸化した塗装表面は雨上がりの状態になります。しかも一番濃度の濃い状態。
これを繰り返し晒されてなるのかもしれない。それを思いました。
磨きを行うにしても、深部まで追い込めば綺麗になります。でも、深部が何ミクロに及んでいるのか、それは目視で判断する事が出来ない。
様子見ながら磨きを入れていくのですが、クリアー層を抜いたら一発アウト。
結論からすると、この手は深く追い込まないのがベストな選択です。
さて、作業完了。
ホットチョコというボディーカラー。開業当初に触ったカラーリングでした。
磨くととても綺麗なブラウンとなります。
前施工者の痕跡も全て消し、樹脂モール類のパット接触痕、油染み類も全てリセット。
(前のコーティングが全て失敗を隠蔽するような仕上げ方でした)
毎度失敗施工の手直しは簡単なようで化けの皮を剥がすためにあらゆる工夫をいたします。
結果は全てをリセット!痕跡もリセットしてリフレッシュいたします。
MINIの顔ともいうべきAピラーもご覧の通り。
ガラスルーフの鱗も全て除去。全てのガラスにPGS-33を施工。
ガラスルーフの場合、これはガラスですか?ルーフですか?結構悩むところですが
当店の場合ガラスではなくルーフの一部として考えていますので追加料金は発生していません。
バフ目だらけだったルーフ、磨き整えれば光は乱反射せずに綺麗に映し出します。
ガラスの四隅、経年で白くカルシウム化した部分も綺麗に除去。
綺麗に仕上げると言うのは、その瞬間綺麗であれば良いのではなく
引き渡しをした後の2年3年先で美観が衰えていない!これが大前提なんです。
その瞬間、綺麗な愛車を見ればオーナー様は笑顔です。それは当たり前なことであり
問題はその後綺麗を維持されているのか、お手入れはしやすくなったのか、何か問題点はないか、いつも気にかけています。
綺麗にしたパネルを保護するコーティングも、スタンダードなものもあれば工夫して編み出したSPGコートもあります。
今回のオーナー様の場合、パレット式駐車場の下段にあることで日頃雨風はしのげる。
洗車の時間も短く、そして汚れにくい仕様として超撥水パターンをお選びいただきました。
欲張りプランですので、全ガラス撥水施工、ホイールコーティングも含んだ施工となります。
スポーク裏まで汚れなき仕上げ、ディーラー施工と比較してみてください。
そしてそして、極め付けはエンジンルーム。
あんなに油ツヤツヤした状態ではなく、しっとり本来のエンジンルームにするべくクリーニングをしました。
エンジンフード裏はカルキだらけでしたのでそれらもクリーニング。
撮影を忘れましたが、別のリクエストでツルツルになったハンドルが気になるとのことでしたのでそちらもクリーニング。
ついでに運転席シートの座面もクリーニングいたしました。
欲張りプランという名にふさわしく、綺麗にしたいと言う熱い思いに応えるためのプラン。
仕上がりに関しては大変ご満足いただけました。
お困りな点などございましたらご遠慮なさらずご連絡ください。
そして洗車も承りますので是非ともご連絡お待ちしております。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。