当店ブログをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。 6月最後の施工車両。今年も半年がキッチリ終わりましたw
当店では初のマセラティです。2000年モデル。調べてみました。
ご入庫したモデル、1994年から2000年に生産されたモデルです。 そして、1998年からマセラティはフェラーリ傘下になり、フェラーリの技術が投入されたようです。 それがV8 evoluzioneです。その最終モデルですから、入手されたんでしょうね〜〜 ご入庫当日は雨、傷、汚れがどれほどか濡れていると隠されてしまうんです(汗)よって乾燥。
その間、ホイールの洗浄。ダストが酷いのでジャッキで上げ、ホイールを転がしながら内側まで洗浄しました。
V8 evoluzioneも強調! ここ重要ですからねw
リフレッシュ計画なので、今回は内装にまで及びます。
イタ車の革シートは危険ですね〜〜、洗浄次第ではレザーの塗料が剥がれてきます。力を入れずに、効率よく汚れだけを浮き落とし綺麗にしました。 今回は、レザーの劣化対策で運助にクリスタリン90も施工。 そして次はボディー! どうなってるか!
とことんマスキングをして徹底的に磨きを入れます。
蛍光灯下では艶が有るんです。何人ものディテイリング業者が携わったんでしょうね〜〜 しかし!スポットライト下では、ごまかせません!
マニュアルでのピント合わせの為マスキングを目標に焦点調整
定点で撮影。この磨きだけで2時間。ボンネットの塗装は以上に硬く、そして傷も深く酷い状態でした。 このクアトロポルテのボディーカラー、2年前に入庫したフェラーリ360スパイダーと同じようなカラー 光の波長によってはパールに見えるカラーだけに、再び美しさを取り戻させます。
ボンネット以外の塗装は、再塗装部分もあり、比較的柔らかく磨きやすかったですね〜
これら普通に洗車傷、荒い洗車をすれば傷も深く入るんです。丁寧に行うのが状態維持をさせるコツです!
コーティングは親水系のPCX-500。プロコーティングメニューにて行いました。 ダブルアクションポリッシャーで塗布後、乾燥のため放置。
拭き上げ後に姿を現すのは、深く艶やかで、そして光輝く塗装面。これ2000年モデルですよw
車は、新車も良いです。しかし、名車はその当時のモデルでしか味わえない良さがあります。
搭載されるエンジンは、V8の赤いエンジンヘッド!フェラーリエンジンでしょうね〜 音はフェラーリサウンドではありませんけど、独特の音。ラグジュアリーサルーンです。
イタリア車は、やっぱりドイツ車とはなにか違う。やはりマセラティは特別な存在なんですね〜〜 このお車をきっかけに、マセラティが入庫する事はあるのでしょうかw それは分かりませんw 最後に、フィルムに印刷されている文字。クリスタリンの証である3Mマークを除去。
国産車に始まり、各国の車に携われるようになり、大変嬉しく思います。 それぞれオーナー様がどうして綺麗にしたいのか?どのような気分で乗りたいのか? それが愛車を大切にする心なんだな〜〜と思い、オーナー様が喜ぶようにリフレッシュさせて頂いております。
滅多に入る事のない車両、マセラティに携われた事を光栄に思い、お礼とさせて頂きます。 この度は当店をご利用頂きまして、誠にありがとう御座いました。