当店ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
9月最終週、そろそろ来年の事を視野に入れて動く頃。
年末の準備と言いましょうか、2018年のカレンダー準備をいたしました。
2018年のカレンダー、これまでの種子付きカレンダーではなくオリジナルで作成いたします。
部数は50部の準備をいたしまして、日頃ご利用くださるお客様、そしてご来店いただいております方々にご利用いただければと思います。
先着順での配布になりますが、ご入用の場合はご一報下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
さて、今回はメンテナンスです。
年に2回、定期メンテナンスを受けて下さるエクスプローラーのM様。
梅雨明けのメンテナンス、今回は私の方からアクションを起こさせて頂きました。
西武新宿線の線路にほど近い場所に住まわれていますので、鉄粉の影響は毎回想像を超えた状態になっています。
メールのお返事では「既にザラザラになってます」と言う事でタイミング的には丁度よかった感じでした。
ボディーの洗車、初めは全体的に水で濯ぎます。
まばらでも水は弾いてましたが、当然ながら動きが悪いので鉄粉除去剤で洗車。
ひたすら反応させて状態を把握します。
突き刺さる鉄粉、モールに潜む汚れ、それら全が紫に反応いたします。
ここで気をつけたいのはこのケミカルの乾燥。
塗装面が濡れた状態であれば大丈夫なのですが、乾燥すると塗装に染み込む可能性があります。
塗装に染み込んでしまうと、もう染み抜きはできませんから研磨するしかありません。
よってこの場合、絶対に水を切らさず作業を進めなければならないわけです。
鉄粉は普通水平面に付着するのですが、、、
線路脇で駅手前ともなるとブレーキで飛び散る鉄粉は側面にも突き刺さるのでしょうね~~
車体全体に反応しているのがわかります。
一通り反応した段階で、次に濯ぎを行いつつシャンプー洗車。
そして鉄粉取り作業。最近ではトラップパットを使用して鉄粉を除去いたします。
細部洗浄も行いまして、ボディー全体ディテイルアップさせます。
この洗浄だけで午前中を費やしまして、午後から仕上げ。
どんな作業でも、下準備が一番時間がかかります。
それを行うからこそ仕上がり時の美観は大きく変化するんです。
施工店として考えたら再施工をご案内すべきでしょう。
しかし環境を把握したら、再施工をご提案するよりも
半年に1度のメンテナンスコートをした方がよっぽど長持ちいたします。
ですので、私はあえて再施工のご案内はしないようにしています。
メンテナンスの重要性、それはご自身でできる洗車の限界を行う事で
後の管理が再び簡単になるのです。
それに失われていたツヤ感もメンテナンスコートによって取り戻せます。
エクスプローラーのオーナー様はこのメンテナンスコートの仕上がり感に大変ご満足いただいているので
今後もこの管理方法でいきたいと思います。
コーティングのメンテナンス、
まずはご自身で行う洗車からがスタートです。
そしてご自身で出来ない作業をプロが行います。
後の施工までを考える当店へご依頼してみませんか?
お問い合わせおまちしております。