当店ブログをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
サイトをリニューアルしまして大変ご無沙汰の更新、VOLVO XC70からスタートです。
このお車のオーナー様から施工前に突如相談でご来店いただきました。
その相談とは後ほど画像にてご案内いたしますが、出先の駐車場で止めていたらボンネットに無数のシミが付着していた。
拭き上げてもそのシミは消えず、鳥の糞なんかと思い、その対処が出来ないかと言ったご相談でした。
当店に来られる前にも、近所のGSへも足を運ばれたようなのですが、どうも説明が具体的ではなくただ
「磨きけば消えますよ」と言った表現。
オーナー様からすればそれが一体なんなのか、どうしたら塗装を傷めずに対処できるのか、
その手ほどきがあって安心して任せられるものではないかなと思うのですが、、、どうもそこはその手の話が多い。
シミに関しては、磨き以前にあらゆる可能性を考えて対処できなくては大きな失敗をいたします。
それは後ほどご説明します。
さて、ご入庫いただきまして早速ボディーのクリーニング。
各部確認しますとかなり汚れをまとった状態です。
ホイールの汚れは想定内。ただ右側面のガラス淵には泥が詰まっているような状態です。
ボンネット裏も誇り、カルキもあり、洗浄の手応えあり。気合が入りました。
作業するからには完璧な状態で送り出したい。洗浄にほぼ半日以上を費やし若干の作業遅れが発生。
当日の最後にモールのマスキングを行い、片側のモール研磨まで行いました。
アルミモールは想像上にデリケード、美観はとても美しいのですが手入れを怠れば目も当てれないシミになってしまいます。
シミはアルミのマイクロポーラスに染み込んだ酸性雨による酸化。深部は浅くて1ミクロンなので、様子を見ながら研磨いたします。
作業初日はここまで。翌日は左側面を研磨してボディー全体のマスキング。
そしてシミのチェック。
オーナー様とのヒアリングを思い出しならが、ケミカル除去、ヒートガンによる炙りを行いましたが全く反応なし。
鳥糞や花粉ならばヒートガンで塗装を動かすことで皆無になります。
但し、鳥糞に至ってはそのまま放置してしまうと塗装深部から破壊が始まりますので早期除去をしなくてはなりません。
花粉に至っては、雨染みとは異なるシミであるため、パネル温度が50度を超えたあたりで変化が起きます。
全てのシミは拾えきれませんでしたが、それでも酷い数でした。
レ点は異物の着点から広がった方角を示しています。
右側に多く存在し、助手席側ルーフから右フロントへ向けた方角に付着した動きでした。
もしもフロント側から受けている場合、シミはフロントガラスの方角へ延びます。
グレーの付着物、オーナー様は帰宅後に直ぐ洗浄したそうなのですが、それでもシミが残っていたそうです。
それが一体なんなのか!グレーの液体のようなものであったそうなのです。
ケミカルやヒートガンでの動きがない以上、残す想定は溶剤系の塗料。
その溶剤の反応で塗装表面が変化してシミになった可能性があります。
鳥の糞にしてもXC70めがけてこんな無数には落とさないでしょ~。
こればかりは人為的な何かがあったとしか言えないでしょうね。
作業2日目、ボンネットテスト研磨から始まりまずは2工程仕上げ。
美しさを取り戻しました。
でも仕上げはこれから。 その2に続きます。
カービューティープロ115では完全予約制にて行なっております。
突如ご連絡を頂いてすぐご入庫というスタンスはとっておりませんので、施工をご希望とされる場合
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