当店ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
カービューティープロ115のヨシノです。
お問い合わせをメールで頂く際、ご自身のこれから乗る車、又は乗られている車に
どのような仕上がりを求められたいか、その構成が決まっている方はより細かく質問をいただきます。
私もまずはメールで仕事の内容、そして施工後のサービスまでを含めて御理解頂けるようできるだけ細かくご案内するようにしています。
今回のルノーカングーのお客様は、お車を購入前からご連絡を下さり、購入後からより詳細をつめていきました。
ご用命は
● SPGコート低撥水
● 運助フィルム施工ウィンコスIR-90HD
● リアフィルム施工シルフィードSC7030
※SPGコートは初回メンテナンスコートが無償で付与されます。
よりメンテナンスの充実なプランをお求めになり上記プランにて施工を承りました。
まずは運助フィルム施工
助手席透過率 施工前73% 施工後72%
運転席透過率 施工前73% 施工後72%
カングーのリアガラスには若干色が入っています。
あまり濃くしたくないと言うご要望を満たすため透過率30%のカラーを施工。
シルフィードも原着フィルムを使用していますので透過性は良好です。
赤外線カット率も90%以上を満たしていますので遮熱、そしてこれからの季節は暖房効果にも効果的です。
次にボディー
ソリッドホワイトのカラー、よく見るとクリアー層がないんですねw 全くのソリッドカラーw
ボディーチェックをしますと、二箇所の加修箇所を発見。
左クォーターとボンネット、しかも結構荒く処理した後がありました。
特にボンネットとルーフはなんでしょうね~ ピンホールらしき状態。。。
ピンホールに加え加修、整えればピンホールは部分的に浅くなり同パネル内に差が生じてしまいます。
ピンホールの研磨も含めて数工程の磨きを入れてパネル全体を整えました。
フランス車だからとこのクォリティーというわけではないのかも知れません。
シトロエンのベルランゴも塗装にムラがあったのと同じく、おそらく基本商用車ベースという考え方
国産車で言えば、軽トラや商用バンのホワイト塗装がそれにあたり
乗用車ほどのコストをかけないで生産されているのでクォリティーも緩いのでしょう。
SPGコート低撥水仕上がりです。
ソリッドカラーにガラスコーティングは本来定着する意味でやや弱い性質があります。
クリアー層に対し強固な密着をするところ、そのクリアー層がないためです。
SPGコートであれば2層コート、1層目が塗装と、2層目が1層目との定着で弱点を補います。
カングーの場合、乗り手としては経年でのくたびれ感もカングー!そう解釈される方が多いような
ディーラーでも販売する際は経年でマットカラーになります そんな説明があるそうですw
その説明、ないよりあった方が割り切れますねw
そして樹脂部分もコーティング。
施工前にオーナー様から樹脂は別途費用がかかりますか?と質問を頂きましたが、
当店の施工ではボディー全体ですから、ボディーの施工は樹脂部分まで含みます。
加修後もご覧の通り痕跡なく綺麗に仕上げてあります。
ルーフレールの先頭部、マイクロファーバーを忍ばせてありますが、水切れが悪くいつまでも雫が垂れる場所。
一晩エージングかけていてもまだ落ちてくるのでマイクロファイバーで受け止めました。
射出成形は新車時でも角度によってはその模様が見えます。
可塑剤が豊富に含まれている新車時だからこそ黒くなっていますが、紫外線の影響と可塑剤が抜けることでその模様が強調されますから、この部分目立たないように維持したいですね。
仕上がったリアのフィルム、視認性を失わずさりげなく濃くしたいというご要望、ご覧の通りの視認性です。
暗そうに見えて結構明るいですよ。
新車なのになぜかエンブレム周りが汚れていました。在庫車だったのかな?
汚れもくすみも取り除きまして綺麗に仕上げ。
オーナー様の保管場所は自走式立体駐車場なのでそこまでひどく汚れる事はないでしょう。
しかし雨に濡れましたらあまり放置せずに洗車するようにしてください。
ソリッドホワイトの場合、雨垂れの汚れは染みこんでしまいとり除け無くなる場合があります。
例えるならば住宅の外壁ですね!
SPGコートは初回のメンテナンスコートが付随しています。
およそ1年目が理想ですが、そのタイミングはオーナー様のご判断でご連絡ください。
そして定期的なメンテナンス洗車もご利用下さいますとメンテナンス時期もアナウンスできます。
この度は当店をご利用頂きまして誠に有難うございました。