スバル WRX STi リフレッシュ計画 その1

スバル WRX STi リフレッシュ計画 その1

こんにちは。西東京 カービューティープロ115のヨシノです。

Facebookページの方では、昨日1年ぶりにご来店いただきましたGTRメンテ洗車の状況をアップいたしました。
1年ぶりに見る状態、まるで施工直後のような撥水とツヤ感。
日産のディーラーさんでもなぜ衰えないんですか?と聞かれたそうです。
これはもう一言で、オーナー様の愛車心と丁寧なお手入れの賜物です。

そして、もう一つ嬉しいご連絡。
先日アップしましたアルミモール研磨とコーティング(フィードバック編)で
Mercedes Benz GLCのオーナー様より、今回の経過は良好!
不安定な天候で、およそ2週間経過するけど変化なしでGood!
これは嬉しいご報告でした。
DSC_2115 DSC_2118

西東京市で営むカービューティープロ115ですが、周辺の天候と半径20キロ圏内の天候
こちらは晴れていてもオーナー様のご自宅周辺では雨が降っていたりするんです。
出庫時は曇りだった。しかし都心へ行くとゲリラ豪雨。神奈川方面も雨とか・・・

施工に至っては出庫時完成形として送り出すのですが、
この西東京近隣以外のエリアでは晴れている事が前提ではありません。
そのため、ご帰宅、またはその晩で雨に降られても初期トラブルが発生しないよう十分なエージング時間を設けてお引き渡ししています。それだけガラスコーティングって初期はデリケートなんです。

さて、デリケートと言えばSUBARUの塗装。
今回はWRX STiのその1です。
DSC_2120

経緯は鳥糞アタックの対処法について、まずは相談でご来店いただきました。
長い間探し続け、ようやく巡り合ったWRX STi。取手の方へ現車を確認した上で購入。
ディーラー系中古車。車体の状況は良く、ディーラーコーティングで綺麗に仕上げられ納車に至ったのですが、
程なくしてルーフに鳥糞のアタック痕。
DSC_2054 DSC_2056
納車時にはなかったはずだけど、気がついたらあったらしいです。
この状態を整えるためにGS系でも見てもらったそうなのですが、、、、対処できず。
そして部分的に処置してもらっても、何やらコーティング剤が染み込んでしまってその手直しとか・・・

鳥糞に至っては、付着したら即除去!そして熱処理する事で塗面は戻るのですが、ヒヤリングした上ではどの程度時間が経過したかは判断つきません。マクロで撮影した限りでも、かなり深いのがわかります。

過去にもWRXの施工は行いました。非常に柔らかい塗装と記憶しており、とても苦労した事を覚えております。
DSC_2125
仕上げるからには、表面的に研磨するのではなく、根底からリセットする。ただ、塗装が柔らかいというのが問題。
量産車なのになぜ柔らかいのか?と考えて見ました。
SUBARUでも塗装の硬い車種もある。なぜ????  答えは、、、軽量化するためという事だったんですね〜
車体を軽量化する。軽量化するためにも塗装もなるべく薄くする。
車体自体も軽量化するためにそこまで熱をかけられない???だから焼きが甘くなるか???
そう考えると、輸入車でも塗装が柔らかいメーカーもあります。ポルシェはその代表格です。
DSC_2126 DSC_2127
イオンデポジットもかなり広範囲。
写真では主に水平面を撮影しておりますが、外観確認いたしますと、塗装に合わない撥水剤を新車時に施工され
ボディーに付着した水滴類がそのまま水濁面も水玉肌を形成しておりました。

実際に新車時、どんな車にも同じ施工液で処置してしまうのは仕方ない事なんでしょうけど・・・
ガラスコーティングで使用されている溶剤、結構強いものが多くて、結構車を選んでしまったりするんです。
お車を購入される方、新車、又は中古車でもサービスだからとそのまま納得するのはかなり危険な判断です。
特に国産車ではこの手が多い。

DSC_2128
ホイール、タイヤは新品が用意されたようです。
ここは速やかにダストクリーニング。

DSC_2132 DSC_2137
細部洗浄、目立たない場所で行って見ましたが、案の定染み込んでしまう。
この段階で強いケミカルの使用は断念しました。

この段階が全ての作業でどう進めていくか、何をしようするか決まります。
DSC_2141 DSC_2142

磨きについても、一応始めはボディー全体をマスキングしていきました。

ですが、ボンネットエッジ部分でコンパウンドの油分が吸収してしまう現象も発見。

全てのマスキングを取り外すことに・・・

DSC_2143

磨き一つとってもセオリー通り進まない車種もあります。
DSC_2146 DSC_2147

焼き甘の塗装がいけないわけではありません。メーカーなりの考えがそこにはあるわけで、
それを対処できる技術がこの仕事には必要です。
闇雲に磨けばそれは綺麗になります。
技術とは最終的にどんな風に仕上げるか!その目的に対して1工程目で何をすべきかを考えて進めてきます。
そこがノウハウです。

とりあえず その1 としてのアップはここまで。
その2では仕上がりをご紹介いたします。

 

カービューティープロ115では皆様の大切なお車を、その車に合わせた技術で1台1台丁寧な作業と仕上げを心がけております。

東京,西東京,武蔵野,三鷹,練馬,杉並の自動車,ガラスコーティング,カーフィルム専門店
(Car Beauty Pro 115 カービューティープロ 115)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください