カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
これは6月入って直ぐの早朝、奥多摩湖での撮影です。
朝5時スタート、日差しもまだ柔らかく、青梅街道を奥多摩へ向かって進むにつれ
青梅過ぎたあたりから少しひんやりとしてきます。
風景は徐々に囲まれ、杉の中を走る場所は日陰で山の香りを感じながら走ります。
法定速度は30キロ区間がほとんど。
奥多摩湖に到着する時間は、6時半から7時の間。
電線のない山に囲まれた風景は、これが東京なのかぁ~と思えるくらい穏やかです。
そんな場所にはまり、毎週日曜日の早朝には走っていましたが・・・
今は無理!
その1ヶ月後の7月1日にこれまでソロ練ツーとして計画していたルートを走ろうと思い
同じく朝5時スタート。
自宅から八王子-津久井湖-道志道-道の駅道志-山中湖-道の駅富士吉田-御坂峠-柳沢峠-ライダーズカフェ多摩里場-帰宅
これを実行したんです。
帰宅時間は午後2時。丸一日走っていたことになりますが、も~~暑過ぎて正直危険でした。
それでも身体がオーバーヒートを起こさなかっただけ良かったと思いますが、今はそれ以上ですね。
身体と仕事の事を考えて無理しないようにしようと思います。
さて、今回アップするのは、相模原からお越し頂いたお客様です。
過去にVOLVO V40のフィルム施工を行い、VOLVO特有のガラスにあるカードフリップの回避をご覧になられて今回ご依頼を頂きました。
ご依頼は
- ボディー欲張りプラン。
- フロント3面遮熱フィルム施工
ボディーカラーはアマゾンブルー 2016年式、ディーラーのデモカーだったようです。
2年落ちでワンオーナーの場合、スクラッチよりも細部汚れのひどい場合が多いです。
でもディーラーデモカーの場合、基本週末には洗車。その場合洗車キズが通常よりも多い傾向にあります。
それを踏まえて確認した結果、ボディーを覆っていたのはカルキ。雨染みは全て水垢によるものでした。
まずはフロント3面の遮熱フィルム施工。
今シーズンのキャンペーンはこのVOLVO V40から始まったと言ってもおかしくありません。
遅ればせながらのキャンペーンページ、掲載はこのV40で決定しますw
助手席透過率施工前 72% 施工後71%
運転席透過率施工前 72% 施工後71%
フロントガラス透過率施工前 81% 施工後80%
運助ガラスの透過率、ちょっと低めでしたね~
出だしが72%のカウンターは施工後ギリギリ70%で安定値になる可能性もありました。
とりあえず71%での安定値としましたが、測定器が変わる事で数値も変わりますのであくまで測定日における実測値といたします。
でもこれで遮熱効果は格段に向上して車内のエアコン効率も良くなります。
これで暑さ対策万全です。
続きましてボディー。
傷はそこそこ深く、でも基本手洗い洗車だったのか洗車ブラシ特有の同心円状に続く無数の傷はありませんでした。
洗車の回数も少なく、野ざらしにされた状態だと1年でイオンデポジットだらけになるのですが、それも少なくコンディション良好。
磨きを行う前の細部洗浄では、よりボディーに固着する不純物を効率よく除去するためいつもとは異なる洗浄方法(重洗浄)を行いました。
ある意味で車を磨きやすくするための方法なので、普段は行いません。
淡いソリッド系なので磨いても光沢はあまり目立たないかもしれません。
荒れた塗装表面は整えられてライトの輪郭もくっきりです。
一番ひどかった場所はルーフ。イオンデポジットが無数にありました。
VOLVOの塗装は前から柔らかいと感じていました。
毎週洗車しているであろうデモカーでもイオンデポジットが発生してしまうんだなと。
そして完成。欲張りプランですからボディーのみならずウィンドガラスとホイールもコーティング。
経年車を磨くと、塗装の肌がややフラットになります。
それにより光沢ども上がるわけなのですが、そんなに多くは研磨してません。
イオンデポジットは洗車傷よりも深くなるため、磨きにおいては無理をせず適度な研磨で止めます。
それでも汚れを全て除去しますので、細部含め見た目は新車時のような美しさに戻ります。
ボディーは PCX-S7にて施工。
ウィンドガラスも全て油膜を取り除き、PGS-33でコーティング。
ホイールに至ってもダストを全て除去してPCW-880にてコーティング。
これが欲張りプランです。
偏光レンズで撮影すると虹色に見えます。
これは屋外でも太陽光下で確認することができます。
ガラスも油膜は全て取り除かれましたので綺麗になりました。
V40の場合、リアハッチのパネルに汚れがたまりやすい。
ここは放置すると水の流れが悪くなりますのでご注意ください。
Bピラーカバーも磨きを入れて綺麗に。新車時でも傷だらけって結構ありますし
ここまで綺麗になっていると気分良くなりますでしょ?
そして最後はボンネット内部。
入庫じボンネットを開けようと思ったら、ボンネットストッパーが開ける際に外れてしまうというハプニングが発生。
原因は密着しすぎてストッパーが外れやすくなっていたようです。
そこで、手持ちのマット系ラッピングを干渉する部分に貼りつけて密着を防止させました。
ボンネット内部もクリーニングを行いましたので綺麗になっております(画像なし)
一通り作業を終えて納車になりましたが、当日は雨の予報。
前日に水平面だけオーバーコートを施し雨対策を取りました。
そして初回の無償洗車もすでに完了。
1ヶ月目のコンディションはまるっきり親水パターンに変化していましたのでこれも狙い通りかな!
透過率測定票をまだお渡ししていませんでしたので、早急に作成したいと思います。
この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。