カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
11月26日、カービューティープロ115が開業した日です。
昨日は、本当ならばGTR新車の施工が入るはずでした。
その車が11年目突入第1号となるはずでしたが、台風の影響で未だ納車されずのようです。。。
気がつけば10年経過できた。それも当店にご依頼くださるお客様があり、そしてご利用を続けて下さる常連様がいての事です。
先日も一人の常連様から「一番初めに来たのは何年前でした?前の車で何年・・・もう8年になるのか。これからも続けてくださいね」
10年続けてきて一番嬉しかった言葉でした。
これまで色々とメニューやプランを考えて、気がつけば10年を迎えて、そして一人のお客様から激励の言葉を頂けてた事。
目先の利益にとらわれずに個別のお客様と向き合って来た結果なのかなと感じています。
これからもこのスタンスは変えずに一人一人のお客様を大切にして取り組んでいきたいと思います。
引き続きカービューティープロ115を御愛顧う下さいますようよろしくお願い申し上げます。
さて、12月のスケジュールもほぼ埋まりつつあります。
延期になったGTRの施工がどこに入るのか、そこで年内の施工は全て埋まることになります。
これからご相談に至りましては全て年明けの施工でご案内申し上げますのでご了承ください。
また、年初1台目の施工枠、まだ空いております。是非ともご依頼お待ちしております。
さて、BMW MINIクロスオーバーのご紹介ですが、ご依頼は以下のメニューにて施工いたしました。
●ボディーリフレッシュ研磨+経年車PSGコート超撥水
●フロント3面フィルム施工 IKCシルフィードFGR500
●ウィンドガラスコーティングPGS-33施工
こちらのお車はディーラーの試乗車上がりの中古車。
試乗車なので定期的に洗車は行われますが、決して丁寧とは言えません。
季節関係なく週末に短時間で行われますので気がつけば傷だらけということもあります。
試乗車を購入検討されている方、くれぐれも大きなピースで見るのではなく細かいピースで見てください。
さて、複数施工の場合、初めに行うのはフィルム施工からになります。
新車なら何も施されていないので養生もしやすいのですが、中古車の場合、中古展示仕様という安価に施工された、その瞬間綺麗に見せるだけの艶出しにより車内の樹脂関係は脂だらけになっている状態を多く見かけます。
このツヤ出しは本当に厄介。異臭を放つものもあったり、シリコーン系の艶出し剤などは静電気でホコリまみれになっていたり
本当にこんな仕上げをするのはやめて欲しいと常に思う程なんです。
このMINIも例外ではなく、至る所編にテカテカになっていました。
そしてMINIの透過率はオリジナルで極めて低い72%。ちょっとこの数値は心配になるほどの数値。
暑さを遮るために施工されたいオーナー様が居ても、数値で制限されるってほんと理不尽ですよね~。
でもそれが国で定めた保安基準なので重視しなくてなりません。
フロントガラスは80%、ここ最近フロントガラスに、、、いやいやフロント3面にレインボースパッタリングのフィルムを施工されている車が走っているのを見かけます。
これは完全にアウトです。透過率が満たしているからというのは言い訳で、数値以外に重要なのは見える事です。
車内からではなく車外から認識ができなくてはなりません。
これがそのまま黙認される訳でもなく、しかし今限られた車で多く見られるので、それが引き金となり規制がますます厳しくなると透明遮熱フィルムも禁止に至る可能性も出て来ます。
一時的な流行であることを願います。
しかしMINIの派生車種はどんどん窓の形状がきつくなって来ているように感じますね~。
Aピラーからはみ出す湾曲な形状は、もはや軽自動車並みです。
成形もキツかったのは言うまでもなくありません。
施工後の透過率は71%。ギリギリですね。測定器によってはアウトになる数値です。
もしもディーラーでアウトとなった場合は潔く剥がしましょう。
続きましてボディー。
隅々マスキングを行います。
冒頭に申し上げた通り、試乗車上がりの中古車。
よくお問い合わせで経年車の場合「割と綺麗な方だと思う」という言葉を伺うことがありますが、それに至っては申し訳ございませんが一切信用してしておりません。
大きなピースで見れば綺麗に見えます。この仕事は小さなピースで見ておりますので全て粗探しから始めます。
試乗車上がりならば、雑な洗車で入ったスクラッチ類、そして何も施されていなければ新車時特有の加修跡もそのまま。
ボンネットには塗装のボカシらしきものもあり、なんでこんな状態が普通なんだろうと思うこともしばしば。
各パネルなにかおかしなところが無いかと疑い見ていきます。
しっかり何をしなくてはならないのか見極めて取り組むためのチェック、それをこなった上で適切な磨きを行うようにしています。
ガラスに至っても水垢が隅々、これらも全てリセット致します。
そして完成。
全体的に違和感ないよう適切な磨きを行う。それにより均一な美観となる訳です。
ボンネットにあったボカシの部分も目立たなくし、無数のスクラッチも皆無にしました。
新車ならばこんなところは汚れていない。それを基準に細部洗浄もこだわり、磨きに至っても仕上がり後は新車以上に綺麗なコンディションとしてお引き渡しをしております。
ナンバー裏の汚れとか、MINIの場合でしたらピラーカバーの傷など
私がこれは気になるなぁ~と思ったところは全て整えるようにしています。
結果的に施工後に目にする姿は感動される訳です。
フェンダーの樹脂部分も油性の艶出し剤で塗られていたため不自然な艶となっていました。それらを全て脱脂すると当然の事ながら射出成形の跡が出てくる。
油性の場合は変に酸化をして余計な汚れが付着します。それが起きないように処置をするのも当店の仕事。無駄に艶を出すってデメリットなんですよ。
仕上げはしっかりコーティング。この状態で最低2年は維持できます。
水垢一つとっても、気になる汚れ類がなくなることで仕上がったその日から自分の車として乗ることができるのではないかなと思います。
雑な洗車、雑な仕上げから全てをリセットして送り出せるのが当店の仕事。
この仕事は経年車こそ、その結果を目で見て手で触れてわかる内容です。
安さを追い求めるのではなく、どんな仕上がりを希望とするのか、ご依頼される側も明確に示す事でお互いに共有することができます。
経年車で施工をお考えの方、メールやお電話だけのやり取りではなく、一度現車でお越しいただき内容確認されることをお勧めいたします。
最後に、これまで一部持ち込み材料の施工も承って来ました。
車の状態、持ち込まれた材料によって、完全にオーナー様側の損になるケースが発生しております。
お持ち込みされた材料はオーナー様が選定された材料なのでこれは否定いたしません。
ですが、今後は持ち込み材料の施工に至りましてはお断りを申し上げます。
オーナー様が損する施工は施工者も心が痛いのです。
また、洗車で一日お預かりと言うのもごく稀に相談がありますが、
洗車だけで当店のスペースを丸一日占有すると言うことはそれ相当の駐車料金が発生すると思って頂きたいのです。
柔らかくお断りをいたしますが、それが叶うことであるかはご相談される前に判断して下さい。
それと今後についてですが、今後サイト内にも表示するようにいたしますが、以下の事項を逸脱する作業は行えません。
※以下は車両の保安基準に満たないため不法改造車両となります。
純正品で存在するパーツ、またはそれに準ずるパーツ以外は不法改造車両と見做され所有者が罰則を受ける可能性があります。
●フロント3面カラーフィルムの施工(持ち込み含めてご相談はお断りいたします)
●フロントヘッドライトへのカラーフィルム施工(当店取扱材料はございません。また持ち込みも行いません)
●リアテールライトへのカラーフィルム施工(当店取扱材料はございません。また持ち込みも行いません)
何卒、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。