カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今年のこの酷暑、もう毎年苦痛なほどの暑さで毎日熱中症でぶっ倒れる寸前です。
店の構造上風が抜けない作りになっていますので、水も使えばさらに湿度も上がり外よりもさらに暑い。
そのため毎日シャッターを閉めた状態で仕事をしております。
そして夏季休暇のご案内です。
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8月21日、22日、23日、24日、29日
遅ればせながら夏季休暇とさせて頂きます。
何卒、ご了承下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
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さて、今回の施工車両、BMW X2です。
こちらのオーナー様も、まだ涼しい春の頃に突如お越しになりコーティングのご相談を頂いたのが始まりでした。その時はご予約にまで至りませんでしたが、現車確認含め再びご来店下さった時にご予約を頂きました。
BMWジャパンの問題点はいろいろあるものの、車作りとしては今でも好きなメーカーの一つです。
そしてご入庫のX2、この車種といいボディーカラーといい私の中でドストライクでした。
ボディーカラーはガルバニックゴールド、私が好きなフェニックスゴールドよりも濃いゴールド。
このカラーも光加減で表情変えるのか?それを知りたく研究してしまいました。
お車そのものは認定中古車、いわゆる未使用車登録のためボディー状態はとても良いのです。
この手の色になると展示も屋根下だったりしますので、事前確認の意味は塗装の痛み方を見る事にありました。極めて良いコンディション。異例ではありますが新車と見做して承る事に致しました。
新車磨きを一通り終え、塗装の光沢も展示状態よりもさらに光沢感アップ。
そしてこの車の特性を引き出すために撮影もアンダーで影を落としてみました。
蛍光灯や太陽光の下では深みある濃いゴールドでも、スポットライトを当てると光量により微妙な陰影が現れます。ゴールドメタリック系の塗装は特にこんな表情を出しやすい傾向にあり、これに至っては好みが分かれるところです。
私個人としては、このX2が出た当初からこのボディーカラーを身にまとった車両を見るや”これは欲しい!”と思ったほど。所有はしてませんが念願叶って携われた感じです。
塗装コンディションはスクラッチもほぼ無く良い状態。これはお買い得な一台でしたね~
ウィンドガラスは油膜と水垢だらけでしたので、一通り油膜除去までを行いフッ素コートを施しました。
何かを塗って水垢を隠蔽するのではなく、そもそもすっぴんにするとガラスって一点のくすみも無くなるんです。この状態にフッ素系でも施せば本来の耐久性よりもさらに強固に定着します。
そしてリア3面にはシルフィード7015を施工。
最近めっきり需要が減ったカーフィルムですが、こういう時のためのストックです。
遮熱フィルムは思っているよりもかなり効果的。
特にフロント3面に透明遮熱を貼ると非力な軽自動車でも快適になります。
今回の施工ではフロント3面の施工はしませんでしたが、後日フロントまで全て行いましたので今年の暑さは凌げたのではないかと思います。
そして、一番きになる場所、Bピラーカーバー。
ただでさえ小傷だらけですが、当店ではここはしっかり綺麗に仕上げます。
ボディーはPCX-V110にてコーティング、耐油性、耐薬品性に優れ、初期は撥水、経時で親水にシフトすると超のコーティングで施しました。
美しい色、目立つかもしれませんが美しく乗りましょう!
機会があったら私もこのカラー、購入を考えてしまうかもしれませんw
最後に
コーティングの特性は各社いろいろあります。
何を施しても撥水はするものです。ですが撥水が車を綺麗にするのではなく洗いやすく拭きあげやすくするのです。どんなコーティングのパターンでも放置をしてしまえば台無しになります。
それはコーティングや施工者が悪いのではなく、お車所有者の問題です。
ご相談いただく方の中に ”雨染みがきになる。。。” そう言われ現車を見ると大体無洗車放置。
もうこれに至っては愚痴交じりに話しが長くなるので終えますが、一言洗車しましょう。
それだけです。
この愚痴交じりは後日まとめたいと思います。