フェラーリ458イタリア PCX-S8+α施工

カービューティープロ115  航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

滅多にスーパーカーなど触ることのないカーヴューティープロ115ですが、

ご依頼によりお預かりする機会を得ましたw

この話が出た時、車高が心配。果たして入庫するのかな~~と頭によぎりました。

アルファロメオ4Cが入庫したのでおそらく大丈夫。

ただし、フロントオーバーハングが4Cとは違うだろ~~

とおっかなびっくり慎重に裏から進入して無事入庫。

いつもとは違う汗が出たのは言うまでもありません。

洗車前の姿。これでも汚れているのですが、見る限り綺麗。そして十分ツヤが上がっている。

フェラーリあたりになると看板施工になりますから誰でもやりたくなる!らしいのです。

(当店はそこまでガツガツしない)

なぜなら一度施工したとしても、そんな頻繁に乗らないじゃないですかぁ~

雨の日も基本的に乗ろうと思わないじゃないですかぁ~

なので再施工とは無縁の車と思っているのです。

それにボディーもアルミとFRP。塗装もきっと柔らかいでしょう。

なので経年車の場合結構塗装が薄かったりもする。

だからあまりにもツヤが上がっている場合は警戒します。

施工するからにはマスキングは厳重に行います。

アルファロメオ4Cの時と同じように、エンジン周りはさらに厳重に。

そしてボディーチェックなのですがぁ

スクラッチは少なめ。塗装表面が若干荒れているのでそれを整える。

とまぁ、基本的な場所はそんな状態でしたが、左側面が何やら再塗装と研磨の痕跡があり。

左側面は入念に、そして慎重に磨きを行いました。

これでもか!というくらいの曲線美。およそ10年前の車と思えません。

アルファロメオ4C同様でエアーインテークの曲線美、ポルシェでも言えることですが、リアエンジンの車で見られる造形美はしっかり強調させると本当美しいの一言。

フェラーリは雨の日に乗らない。

なのになぜガラスコーティングなのか!

私の考えだとポリマーでも十分なんです。とにかく手間をかけるという点でメンテナンスをポリマーで行うのも効果的。

でもボディーに触れる回数が少なければスクラッチの入るリスクも少ないわけです。

そのためガラスコーティング、PCX−S8で超撥水仕上げをいたしました。

とにかくボディーに水を残さないようにする!

洗車の時もブロアーで飛ばせるくらい弾かせる!そうすればスクラッチも入らないでしょ?

ただ、ガラスコーティングの欠点、滑らないんです。

そこで、今回はコーティング膜硬化後に表面ポリーマーを軽く塗り込みました。

なぜそうしたか? 滑り性を更によくして、ボディーカバーで入る傷を軽減させる!

摩擦抵抗を下げることで不用なスクラッチも防げるでしょう。

それがプラスαの施工です。

これはメニューにはありませんのでその車に合わせて施工するかもしれません。

しかしこれカーボンブレーキローターです。

冷感状態で結構効くんだなぁ~と感じましたが、お預かりの時カーボンローターだなんて知りませんw

カーボンローターの長所、スチールローターほど磨耗がないそうなのです。

パットは磨耗しますが、ローターが磨耗しないということは汚れも少ない。

確かにクリーニング時、ホイールは綺麗でした。

そして先日洗車も行いましたが、とても滑りの良い撥水でもあるためほとんどボディーに触れることなく拭き上げができました。

この仕上げ方も今後メニュー化検討してみたいと思います。

フェラーリ458イタリア、今回も勉強させていただきました。

ご利用くださいましてありがとうございました。


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