カービューティープロ１１５ 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
さてAMG C63 その２でございます。
その１で挙げた”ひょっとして磨き入れずにコーティングしたか？疑惑”
そうであったとしても、今回の施工では洗車傷、トランクリッド周辺の雨染み等を除去するため一通り磨きこみを行いました。
Cピラーの痕跡も整え、バンパーに見られたスクラッチと鳥フン痕も綺麗に整えました。
本来鳥フン痕に至っては、ヒートガンで炙る事で消えるのですが、今回のは消えることがなかったので研磨を致しました。
仕上がったAMG C63 店内ですと黒光り。
磨きが中途半端な状態でもこのように見えてしまうのがブラックの怖さです。
もちろん仕上げに至っては中途半端ではありません。
ブラックはここからが大変。洗車をすれば必ず浅くても傷は入ってしまいます。
その傷をいかにして少なくするか！それは洗車アイテム次第となってきます。
Cクラスとは言えどこの車を１台洗車する、車内バキュームやホイール洗浄を省きボディーだけ洗車したとしても
おそらく私でもスムーズにいって30分はかかります。
洗車で重要なのは乾燥は厳禁！それは雨染みカルキ跡の原因となります。
いかにして一般の方がシミにならず洗車、もしくはボディー状態の維持ができるのか！それを考えてみるわけですが
たどり着く所、定期的な洗車がマストな考え方となります。
コーティングに至りましては、雨染みのリスクを低くするためにPCX-S7をご提案する事がほとんどです。
シミに至っては、目に見えるシミ、拭き上げ時見るシミなどあります。
何よりも定期的な洗車がシミを抑える最も最良な策なのです。
ただし、全体的に水をかけてから洗車すれば良いかと言うと、それもまた違う。
極端な話、１パネルずつ洗っては拭き上げて仕上げてしまう。それだけでもシミは少なく済むでしょう。
コーティングをする前にドアエッジはこのようにラッピングで施しました。
ブラックメタリックにしようと思いましたが、メタリックの加減がちょい異なり色が別れてしまうのでブラッシュドブラックメタリックにいたしました。
ホイールもコーティングが安定し、グッと引きしまるマットブラックに変化。
新車時のマット感よりもグッと引き締まったのではないでしょうか？
水の弾き方は驚くほどにコロコロと転がります。
この撥水性で汚れを浮かすのではなく、深部への固着を防ぐ意味があります。
フロントガラスの撥水施工、雨天の走行はあまりされないそうですが
出先で雨天の場合、視界が狭いより広く見えるほうが安全です。
そして輸入車で忘れてはならないビビリ対策、しっかり浸透させました。
運転席と助手席のガラスはサプライズで撥水施工をさせて頂きました。
パノラマサンルーフ、こちらも油膜を除去した後にコーティング。
フロントガラスとサンルーフを繋ぐルーフトップの樹脂カバー
この部分、シミも酷かったのですがクリアーのクラックがより酷かった・・・
２年でこうなってしまうのか？と思うほどです。
こちらも磨き入れクラックが目立たぬようにしたのですが、、、いずれ入るでしょう。
おそらく表面クリアーと樹脂の硬度が異なり、樹脂がより柔軟に伸縮するからクラックが入ってしまうのかと思われます。
この現象、昨年施工したGLA250でも発見しました。
完成お引き渡し時、オーナー様は無言のまま外観を確認され、一言”なんだか一皮剥けてヌメッとした感じになりましたね”
そしてホイールの撥水もご覧になられトータルでとてもご満足頂くことができました。
当初はアルミモールやフロントのシルバー塗装のラッピングご相談で問い合わせを頂いたのですが、
雨染みが気になるとの事で磨きに変更、しかしお話を伺うと同色化はいずれやって見たいと言うことで
画像はありませんが、フロントの一部にブラッシュドブラックメタリックにてラッピングを施しました。
サンプル施工ですから一部のみになるのです。でもイメージを掴むには十分な仕上がりなのです。
単なるブラックとは異なり、柄のあるパターンだと、シルバーから変化することでどんな印象になるか
またラッピングの場合における問題点なども一緒に考えて、ラッピングの長所も短所も目で見ながらご理解頂くことができます。
磨きに至っては結果が全て。
ラッピングに至っては施工する前にフィルム選定、仮施工であらゆる可能性を考える、そしてご決断いただき施工に入る。
これが段取りとなります。
ラバーペイントの問題点もお話ししまして、いずれはどちらかの施工になるかと思いますが
ラッピングの際は、是非ともお問い合わせください。
今後も気になる点などございましたら何なりとご連絡下さい。
細かくご対応させて頂きます。
この度のご利用、誠にありがとうございました。
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