当店ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
ちょっと更新に間が空いてしまいましたが、Panamera4sボディー編です。
ご依頼はフルコースにて承っておりましたので、フィルムが終わるとボディーの作業となります。
微妙な撥水が施されている状態。水をかけただけでそれはわかりました。
オーナー様も初めは注文書にコーティングが入っていた事をおっしゃっていて
その後抜いたはずなのにそのオーダーが生きていたんでしょうか?
おそらくガラス系だと思われますが、表面の不純物、固着物を取り除くべく
そして未定着膜を確認すべくケミカルにて洗車を進めます。
接触角も立っていないし、それでいてスムーズな流れもない。
適度な傾斜をしているのにこれだけ水が残るって、仕上がりが悪いとしか言いようがないです。
更に邪魔なものこ取り除くためクリーニングを進めます。
磨くんだから普通にシャンプー洗車で良いでしょ?と思うでしょ?
中性洗剤ではスッキリいかない部分もあるんです。
加修箇所をハッキリさせるためにこの手法を行います。
この段階でも十分綺麗。新しくなったLEDヘッドライトのデザインもこれまた斬新。
主要な部分のマスキングを済ませ準備を進めます。
プロテクションフィルムの部分もしっかりとマスキング。
ボンネットに加修箇所発見。再現を試みましたが、どこで加修したのか・・・余計なことしてくれ
ました。
ロールアウト時に貼られてくるボディーフィルム、これが水と反応すると塗装面にいたずらをします。
それが画像のシミになるのですが、これ粘着成分が塗装面に反応して隆起している状態。
絶対やってはいけないのが、これを磨きフラットにすることです。
隆起している部分は異常反応が起きている状態。異常反応が元に戻ればフラットになるのです。
しかし、その隆起部分を取り除いてしまうと!戻った時は陥没の可能性が出てきます。
そのため今回の処置としては、まずは熱処理にて塗装を動かし、そしてバフ目を消す。
残念ながらこのシミ、余計なことをしてくれた事により戻らず。。。
新車ですしあまり熱を入れることができない。それなので適度に終了いたしました。
磨きにいたっては目が命。傷や微妙な塗装肌を整えるのに見えなければ仕事になりません。
そのため非常に目が疲れやすいです。
でも、仕上がった時のその光沢感、これは格別なのでつい一生懸命になってしまいます。
磨き、ダッシは終了。2層コートのホイールもこれまでにない撥水角で水玉になっています。
長距離移動用のPanamera4s、塗装もブラックなのでコーティングはPCX-S7にて仕上げ。
適度な撥水は低撥水から親水にかけて動く流れ方、そして何よりもワニス構造がもたらす耐スクラッチ性は何よりも洗車キズに強い被膜です。
コーティングも、拭き上げも全て丁寧に行います。滑り性が増すことで均一は被膜も形成されます。
ガラスもクリーニングをしまして透過率測定です。
左助手席 施工前75% 施工後74%
右運転席 施工前76% 施工後74%
フロントガラス 施工前78% 施工後77%
パノラマルーフ、光は取り入れたい。だが暑さは遮りたい。
両方両立させることは難しい。効率を取り、ミラーフィルムを貼った状態はこんな感じになります。
2mを超える車幅の施工はセダンタイプといえど大変でした。
Panameraは触ることないだろうと思っていた車種でしたので、この度携われたことは大きな経験です。
他の車と異なりガラスの構造もまったく違う。
PORSCHEのこだわりなのか極めてハードルの高い施工であった事は言うまでもありません。
ジェットブラックと言う美しいボディーカラーも綺麗に演出させるためには、整った環境こそパーフェクトな仕上がりになると言えるでしょう。
911、マカン、Panameraと施工をいたしました。
まだボクスターとケイマン、そしてカイエンの磨きはした事がない。
そろそろレッドのボクスターの方をご案内する頃か?と妄想しつつw
残すところこの3台を制覇したいなと欲望が出てまいりました。
特別キャンペーンだどは出しませんが、是非ともPORSCHEをお乗りの方、ご利用ください。
Panamera4sオーナー様、この度も当店をご利用いただきまして誠にありがとうございました。
現在お得なプランでキャンペーン展開をしております。
年内に綺麗にして新年を迎えたい方、是非ともお問い合わせお待ちしております。
もちろん、新車施工も大歓迎です。ご利用ください。