SUBARU WRX STi 経年車ガラスコーティングPRO MAX PX-V300

カービューティープロ115  航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

今回のテーマは「酒は飲んでも飲まれるな!」

12月は忘年会シーズン、最もお酒を飲む機会が増える時期ではないでしょうか?

私も飲みますが、飲まれる程は飲みませんのでしっかり帰れますが、調子に乗って遊びすぎてしまうので

来年はこの癖を自粛していこうかと思います。

さて、何故に酒は飲んでも飲まれるな!と言うテーマにしたかと言うと

不運にもご自宅で就寝前の時に突如駐車場でガタガタと物音がしたそうです。

見てみるとタクシーから降りた酔っ払いが、自宅と間違え侵入してきて車にもたれかかりボンネットに傷を入れてしまった。。。

タクシードライバーも困惑、オーナー様も大迷惑な話しです。

被害を受けたのはボンネットのみ

ですがこの車、とっても面倒な塗装だって事は酔ってた方は知るはずも無いですよね。

既にボンネットは修理されて戻ってきましたので、塗装はオニューな状態。

しかし他パネルはオリジナルの状態なのでその差が激しいわけです。

水を吸うほどにクリアー層の密度も開いてきてしまっていますのでお手入れが大変。

加えて柔らかすぎる塗装のためあまり圧をかけて研磨が出来ない。

ボンネットは通常通りの磨きにより仕上げ

フェンダー以降オリジナルの部分に至っては探り探り仕上げていきます。

同じ型式のWRXに乗られている方なら、この苦労はお分かりなはず。

究極の丁寧な洗車をしているはずなんです。これまでにも超デリケートな塗装なので力入れないでと言ってきました。

でも無数に傷は入っています。

マスキングに至っても、マスキングテープに含まれるわずかな溶剤や粘着成分が塗装へアタックして変色する可能性もあり

またマスキング部分に詰まるコンパウンドによりその部分だけ油分で隆起してしまう。

マスキング可能な場所は樹脂やゴム部分のみです。

今回の仕上げ、実は1工程のみの仕上げ磨きだけで仕上がってしまいました。

(それだけ塗装の耐久性が失われていると言う事です)

簡単に書いていますけど、これを見たからって不慣れな方が触るとドツボにハマります。

そして1パネルですら仕上げられず磨き目だらけになり撃沈されます。

最後は適当にコーティングで誤魔化すと言った荒業になります。

不慣れな方と書いたのは、所有者ではなく施工者です。

同じグレードのWRXを所有されているオーナー様

この車を愛しているのであれば、決してスタンド系には持っていかない事です。

絶対に失敗して戻ってきます。

磨きにおけるコンセプトが全く異なりますし、磨けません。埋めるのみです。

塗装はいつまでもあるものではありませんから、その磨き方にもコントロールが必要になりますし

それこそ経験がもの言う世界です。

この車に至ってはガラスコーティングですら受け付けません。

ですが、今回は磨きを終えて、脱脂後にベースコートにて塗装面を整えてあります。

それにより耐性が付与されガラスコーティングも施工可能となります。

これがノウハウです。

さらに撥水系はNG。柔らかい塗装は即イオンデポジットにつながるため親水系で仕上げました。

それがPRO MAX PX-300

この車が心の財産!それだけこの車を大切にされているため、今後今回の被害が起こらないよう願いつつ綺麗に仕上げさせて頂きました。

10月中旬の施工、あれから長雨も経験され、そして冬に入りました。

寒暖差の激しい時は夜露も受けた事でしょう。

その後状態はどうでしょうかね?

年末か年始にでも洗車でお越しください。

最後に、泥酔するような飲み方をするのはやめましょう。

だいたい人に迷惑をかけます。お酒のせいではなくご自身の意思の弱さに原因があるのではないかな?と私は思います。

他人い迷惑をかけた事があるのならば、飲む量を抑えて、歩いて帰れるようにいたしましょう。


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