カービューティープロ115 航海日誌 ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
ようやく暑さの峠を越えた感じですね。
先週続いた40℃近い記録的な猛暑の中で作業するのはもはや危険レベル。
今週後半からは35℃を切ると日もあり、週末は台風のようですが恵の雨となるでしょう。
でもまだ7月なんですよね~w もう十分夏らしさを経験から終わりかなと思ったらまだこれからです。
さて今回はSUBARU WRX。
フィルム施工とウィンドガラスコーティング です。
作業自体はそれぞれ別日で行ったのですがまとめてUPいたします。
フロントガラスの透過率はどの車も高い透過率であるため問題はありません。
運転席助手席に至っては、施工前から73%、施工後が71%。
国産車は大体このくらいのカウンターで落ち着きます。
しかしこのカウンターでは測定器を変えた場合70%ぎりかそれを切る可能性もありますね。
ご依頼の背景は車が納車されて、本来はフィルムを全面で施工する予定でした。
しかしリアガラスにフィルムが貼ってあり、まだ状態として劣化具合が見られないためリアはそのまま。
フロントを施工して暑さ対策をとるように変更したと言うわけです。
フィルム施工で気がついたのが、ガラスの鱗。
とにかく酷い状態でした。
WRXの塗装コンディションは良いのすが、ガラスがなぜにここまで鱗だらけになったのか疑問。
テスト的に鱗を除去して見たところ、全て油膜でした。
撥水しているから良いのかと言うと、そうではないんです。
視界と言うのは透明度の高いガラスであって初めて安全が守れます。
今回のフィルム施工でご指摘させて頂き、オーナー様もその鱗の酷さに驚き別日にて作業を行いました。
ガラスの鱗、これはカルキや雨水など油膜が原因で結晶化したもの。
それを取り除いたところとの境界線をマクロで撮影してみました。
マクロレベルで結構な硬さを見て取れます。これは油膜除去剤だけでは歯が立ちません。
それが全体にあるとなると、一般の方でどうにかしようとしてついスクレーパーでゴリゴリやってしまうでしょう。
ガラスに金物でゴリゴリとこすったり、削りたいからとペーパーを当てたりする事はご法度です。
全面の鱗を取り除き、ガラス本来の美しさに仕上げました。
これでOK。細部の洗浄も行い全体的にディテイルアップも終了です。
経年車の場合、細部洗浄、ガラスの鱗除去はご自身で綺麗にする事はまずできないでしょう。
そんな時は何かの施工と合わせてクリーニングすることをおすすめいたします。
次なる施工はルーフのラッピングです。
徐々に変化していくWRX、お楽しみに。
現在8月の施工枠にてご案内しております。
そして外気の暑さは和らいでも車内の暑さはガラスを通して伝わってきます。
これから夏本番。車内の熱中症対策に是非とも施工をお勧めいたします。