こんにちは。カービューティープロ115のヨシノです。
2回にわたり秋の旅記録をお読みいただきましてありがとうございました。
10月のお休みのご案内です。
10月20日(金曜日)はお休みさせていただきます。
日曜日の営業もお伝え致します。
10月の日曜営業
10月8日、10月15日は営業いたします。(22日と29日はお休みいたします)
10月空きスケジュール
16日(月曜)から19日(木曜)まで空いております。
リフレッシュをご検討の方、是非ともお問い合わせお待ちしております。
さて、シトロエン ベルランゴです
欧州ではルノーカングーに始まりマルチスペースと言うジャンルの車がOEM車も出るほど大変多い。
カングーは正規輸入されています。残念ながらベルランゴに至っては並行輸入しかありません。
日本て言うところミニバンと同じ考え方なのでしょう。
http://blog.le-parnass.com/index.php?e=1819 ← ルパルナス
オーナー様はDS5、C4ピカソ、初代カングーとフランス車を乗り続ける方で、
私が前職の頃からメーカー営業として共に仕事をしてきた関係。
職が変わってもこうやって今でのお付き合いがある事に大変感謝しております。
このベルランゴ、ルパルナスへで契約したのは昨年の今頃。
あえて購入したのがディーゼル車、EU圏の厳しい排ガス基準を満たした新しいエンジンを搭載したモデルです。
納車されたのは6月末と、実に一年近く待った納車。車両のや検査等はリアルタイムに状況を伺っていて、年内に車両が入っていてもガス検査申請など、いくつかのハードルを越えなければならなず納車がズルズル遅れて行ったそうです。
これも並行輸入車の楽しみなのでしょう。
正規輸入ではない車両だけに、中途半端な思いで購入したら絶対後悔する。
ルパルナスはそう言っています。
並行輸入車両は滅多に触りません。
ある意味2台とやらないであろう施工ですw
まずは、ドライブレコーダー設置。そしてフィルム施工です。
フロント3面;リンテック ウィンコス スタンダードシリーズ IR-90HD
リア5面 :リンテック ウィンコス プレミアムシリーズ HCN-60G
サンルーフ4枚;リンテック ウィンコス スタンダードシリーズ SL-18-25HD
運転席(左)施工前72%、施工後71%
助手席(右)施工前72%、施工後71%
フロントガラス 施工前80%、施工後78%
う~~ん、施工後の71%、保安基準で70%以上だから大丈夫!と言いたいところですが
もう71%って微妙な数値なんです。
施工店はティントメーターを使用しています。
この使い方も結構簡単で数値も同じ車種を数台測定してもブレは無い。
ところが陸運局はPT-52と言う測定器を使用します。
その装置、測定前のリセットを都度行わないと数値のブレが大きいらしく
検査官次第の取り扱い方法で全てが決まると言う。
そのためアドバンテージ2ポイントは極めて危険と判断しています。
やはり施工後の測定値は73%以上は欲しいとロコですね。
続いて磨き。
ラインアウトしてから半年以上各国で野ざらしにされていたベルランゴ。
一応新車、なのでしょうけど新車扱いは、、、残念ながらできないんです。
各パネル磨き痕跡などもあり、加えて鉄粉も多く刺さっています。
そのため経年車扱い同様に一通りチェックして磨き直します。
綺麗み見えますが、綺麗に見えるよう撮影していますw
まだ磨く前、すでに柚肌な部分もありますので磨きで整えます。
左右の画像でスポットライト輪郭をご覧になってみてください。
軽く磨いて荒れていた部分は整えられました。
これ以上研磨はする必要ありません。
これを全体的に均等に仕上げていきます。
そしてボディーはSPGコート超撥水で仕上げ!
このマルチスペースの車両はとかく樹脂むき出しが多い。
そこの経年変色も考慮してコーティングを施します。
樹脂の変色、嫌ですよね~~ 気になりますよね~~
カングーなども樹脂が多いですから、早めの対策しておいた方が数年後に大きな差になります。
SPGコート超撥水、施工当日よりも翌日、翌日よりも翌々日!
日を追うごとに撥水気が立ち、およそ施工から3日後の撥水はとても面白いほどに転がります。
ツヤ感も2層コートのマニュキュア効果でレベルアップ!
新車のツヤ感に拍車をかけます。
バンパーが樹脂のままだとほんと汚れやすくなります。
お手入れはこまめに行いないとシミがシボに入り込み落ちなくなってしまいます。
是非とも定期的なお手入れをしていってください。
さて完成しての外で遮熱チェック。
一眼レフに偏光レンズを使用していますので、ここまで七色に光っていますが
本来は透明で、若干柔らかく虹色に輝いて見えます。
サンルーフはミラーフィルム。SL-18-25HDは完全なミラーフィルムです。
何も遮るスクリーンもなく、若干ティントの入っているガラスだけでは暑さは防げません。
スモークの遮熱フィルムでも暑さを感じますから、いくら衰退したミラーフィルムでもこういったサンルーフアイテムとして使用するのは効果的です。
特に小排気量の車両はエアコンも効きません。効率よくを前提としたコンセプトです。
リアガラスもプライバシーガラスになっています。
そこにあえてHCH-60Gにした理由、ナチュラルな濃さです!
プライバシーガラスよりも若干濃く、しかし貼ってある感を出さないカラー。
透過率68%の実力。
ベルランゴ、シフトはキーシリンダーのちょい右上にある丸いダイアルです。
R/N/D/L 確かこんな感じになっています。
サイドブレーキをしないと動いてしまう。。。そんな車。
いやそれってクラッチ式だからシフトロックしてエンジン停止すれば動きませんよ!
(このやり方はBMWのSMG-Ⅲで覚えました)
Nでエンジン停止をしてしまうと、ニュートラル=どこにも駆動がかかってない状態ですから動きます。
DレンジかRレンジでエンジン停止すると、シフトロックをした状態になります。
そこでサイドブレーキをすればマニュアルトランスミッションと同じロック。
再びエンジン始動時は勝手にN(ニュートラル)に入りますので急発進の恐れはありません。
そんな説明をオーナー様に手ほどきさせて頂きましたw
ベルランゴのようなこのジャンル。
ルノーならばカングーです。
日本ではカングーが人気。何故ならば国産車でこのような多目的乗用車がありません。
何故ならミニバンが主流だから。
カングーサイズを考えたらミニバンの方が使い勝手良いですよね~。
でも、このコンセプトはそもそも
1)ミニバンよりも小さい! 確かに小さい
2)ミニバンよりも低価格! 輸入車だからそこは違うかな?
3)ユーティリティー性が高く、遊び心のあるデザイン! まさにこれ!
遊び心あるデザイン!
カングーオーナー様はとにかく個性派と言っても良いでしょう。
内装を見ても、とても収納スペースが豊富です。
ベルランゴも同様で、実に無駄のない空間だと私は思いました。
今回は並行輸入で購入した車ですからね~~
10年近く乗って頂きたいとおもいますw
この度も当店をご利用頂きましてありがとうございました。